三菱自不正 4月の軽販売は45%減 供給先の日産は51%減と上回る影響

三菱自動車の4月の軽自動車販売は、燃費データ不正問題を発表した4月20日から主力軽「eK」シリーズを販売停止したことが響き、前年同月比44・9%減の1477台に落ち込んだ。三菱自から軽の供給を受ける日産自動車も「デイズ」の販売停止で、51・2%減の5574台となった。

 全国軽自動車協会連合会が2日発表した。三菱自は不正対象の軽の燃費試験をやり直して販売を再開したい考えだが、国土交通省の認証手続きなどで販売停止が長引く恐れもある。