食用コスメオイルが人気=体内からきれいに

食べられる「コスメオイル」が、体内からきれいになりたいと望む女性の人気を集めている。保湿効果を持つ化粧品向け天然油の食用版で、そのまま飲むほか、ドレッシングなどとして料理に使う。
 そごう・西武の西武池袋本店では、オーストリアのポドル社製「アルガンオイル」(3240円)や、エクアドルのミラ社製「アボカドオイル」(2700円)などの人気が高い。
 モロッコに自生する植物アルガンノキの種から採取したアルガンオイルは、基礎化粧品と同じ成分だが、精製度が低く、より自然なものに近い。肌の調子を整える効果が期待されるという。
 2015年11月末から販売を開始。美容や健康に関心の高い30〜50代の女性を中心に、現在の売り上げは当初より2割ほど伸びている。
 そごう・西武商品部の樋口礼子さんは「肌の露出が増える夏に向け人気はさらに高まりそう。品ぞろえを拡充したい」と話している。