元朝青龍 九重親方を悼む「涙が止まらない」釣りの約束果たせず

tiyo201608010004143
「小さな大横綱」と称された元横綱千代の富士の九重親方(本名秋元貢=あきもと・みつぐ)が31日、東京都内で死去した。九重部屋関係者が明らかにした。61歳。北海道福島町出身。

 元横綱・朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏(35)はツイッターで「悲しい悲しいな涙が止まらない…憧れの力士、角界の神様、横綱たちの横綱よ〜〜悲しいな」「親方よ 夏にモンゴルに来てイトウ釣る約束は?悲しいな涙」(原文ママ)と悼んだ。

◆九重貢(ここのえ・みつぐ)元横綱千代の富士。本名は秋元貢。1955年(昭30)6月1日、北海道松前郡福島町生まれ。70年秋場所初土俵。75年秋新入幕。81年秋から横綱に。通算1045勝。優勝31回。三賞7度。金星3個。89年には国民栄誉賞に輝いた。91年夏場所限りで引退後、年寄陣幕襲名。92年4月に九重を襲名し部屋の師匠に。08年2月に理事初当選。広報部長、審判部長、巡業部長などを経て、12年2月から事業部長。15年名古屋場所を休場し、膵臓(すいぞう)がんの手術を受けていた。家族は夫人と1男2女。現役時代は183センチ、127キロ。
元横綱千代の富士の九重親方が死去 がん転移で闘病
元朝青龍 九重親方を悼む「涙が止まらない」釣りの約束果たせず
【貴乃花親方・哀悼文】下積み時代に賜った激励の言葉…今も胸に
秋元梢、九重親方「最期は苦しむ事なく…」 父への感謝もつづる
九重親方、激やせ4日目急変…机に突っ伏し「きついなあ…。きついよ」