「さんまのまんま」31年半の歴史に幕 “しんみり”なしで旧知の仲・森昌子と軽快トーク

明石家さんま(61)が司会を務める関西テレビ(カンテレ)の人気長寿トーク番組「さんまのまんま」(土曜後1・56、関西ローカル)が24日、最終回を迎えた。歌手の森昌子(57)が最後のゲストを務め、さんまと軽快なトークを展開。31年半の歴史に幕を下ろした。関東地区(フジテレビ)は25日午後1時から放送。

森の出演は10年ぶり。最終回のゲストは元妻で女優の大竹しのぶ(59)長女でタレントのIMALU(27)、タモリ(71)ビートたけし(69)らが予想され、注目を集めていた。

 さんまと森は昔からの知り合い。さんまが「うるさいおばちゃんですね」と出迎えると、森は「おじちゃんにおばちゃんって言われたくない」と笑って切り返し、冒頭から遠慮ない“バトル”。長男でロックバンド「ONE OK ROCK」のボーカル・Taka(28)について話題が及ぶと、森は「中学の終わりくらいに歌を歌いたいと突然言い出したんです」と語った。

 「まんま」の通称で親しまれた番組は1985年4月にスタート。初回のゲストは女優の榊原郁恵(57)だった。放送回数は1400回以上。さんまの自宅に見立てたセットで、数々の爆笑トークが展開された。関西地区は2009年4月から現在の土曜の昼に移行。関東地区は09年10月から日曜午後1時台に移行した。

 エンディングは、森と番組キャラクター“まんまちゃん”が「あっち向いてホイ」対決。森が勝利し“まんまちゃん”がゴリラのモノマネを披露。今後は特番として継続するためか、レギュラー放送を終えることには触れず、通常回と変わらぬ形で31年半の歴史に幕を下ろした。

 10月7日に「さんまのまんま 秋の夜長に旬なあの人たちが勢揃いSP」を放送。フリーアナウンサーの古舘伊知郎(61)俳優の本木雅弘(50)NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」に出演中の女優・相楽樹(21)杉咲花(18)らが出演する。