損保ジャパン、米同業大手を6500億円で買収へ エンデュランス社、午後にも発表

損害保険ジャパン日本興亜が米国で企業向け損害保険事業を展開する保険大手のエンデュランス・スペシャルティ・ホールディングスを買収する方針を固めたことが5日、分かった。買収額は約65億ドル(6500億円程度)になる見込み。

 5日中に合意し、午後にも正式に発表する。買収手続きは今年度中に完了する予定。

 国内は少子高齢化で人口減が進み、中長期的に自動車保険や火災保険などの大きな成長が見込めない中、北米市場で成長の足がかりを得る狙いだ。

 国内保険各社の企業の合併・買収(M&A)としては、昨年に東京海上日動火災保険が米保険会社HCCインシュアランス・ホールディングスを買収した約9400億円に次いで過去2番目の規模。

 エンデュランスは、登記上は英領バミューダに本社を置き、米ニューヨーク証券取引所に上場している。米国で主に事業を展開しているが、英国やスイス、シンガポールなどにも拠点を持つ。企業向けの賠償責任保険や不作時の農家の収入を補償する農業保険といった専門性の高い保険商品に強みを持っている。