H2Oリテイルと提携=関西3百貨店を移管へ―セブン&アイ

セブン&アイ・ホールディングスは6日、阪急阪神百貨店を傘下に置くエイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングと資本業務提携することで基本合意したと発表した。H2Oの発行済み株式総数の3%に相当する約57億円の株式を相互に持ち合う方針。セブン&アイ傘下で業績が低迷するそごう・西武の立て直しが目的で、関西地区の百貨店事業をH2Oに承継する。

 H2Oが引き継ぐのは、そごう神戸店、西武高槻店、そごう西神店の3店。セブン―イレブン・ジャパンの関西圏の店舗は、H2Oのポイントプログラム「Sポイント」を導入する。

 セブン&アイは6日、2020年2月期までの3カ年計画を公表。H2Oとの提携は計画の中核施策と位置付けた。一方、不振が続く総合スーパー、イトーヨーカ堂の再建策としては、すでに発表している計40店舗の閉店と、既存店の強化を挙げた。成果が見えないと指摘されてきた実店舗とネットを融合する「オムニチャネル戦略」についても、新たなポイントプログラムを稼働させるなど抜本的な見直しを進める。

 20年2月期の連結営業利益の目標は4500億円(17年2月期は3530億円を予想)に設定した。