「キャベツ苗はもう品切れ」植木市で異変 全国的な野菜高騰が影響

長崎県佐世保市松浦町の松浦公園で開かれている秋の植木市(佐世保みどりの会、田主丸植木販売協会主催)で異変が生じている。通常、紅モミジやカキの木など花木ものが売れ筋なのだが、今年は全国的な野菜高騰が続いているため、パセリやキャベツなどの野菜苗がかつてない売れ行きだという=写真。

 18日に始まった同市は27日までで、会場には庭木や花木、果樹苗など500種類、3万本が展示販売されている。佐世保みどりの会の田中和典会長(68)が開く店には花の苗とともにブロッコリーや春菊などの野菜苗もずらり。田中さんは「約300ポット用意したキャベツ苗はもう品切れ。植木市で何十年と商売しているが初めて」と驚く。

 2歳の娘と訪れた同市元町の主婦(38)は「野菜が高くて困っている。娘の教育にもなるので、家のベランダで春菊やパセリを育ててみようと思っています」と話していた。