フィデル・カストロ氏死去=90歳、キューバ革命の英雄

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1959年のキューバ革命を率い、政界引退後も国内外に影響力を保持していたフィデル・カストロ前国家評議会議長が25日、死去した。

 90歳だった。死因は不明。

 実弟のラウル・カストロ議長が国営メディアを通じ、「キューバ革命の最高司令官が今夜(25日夜)午後10時29分、死去した」と発表した。遺体はフィデル氏が生前に示した意向に従い、火葬される。26日に葬儀委員会が開かれ、詳細が公表される見通し。

 53年にモンカダ兵営を襲撃して失敗したが、アルゼンチン人革命家チェ・ゲバラらとゲリラ闘争を続け、59年にバティスタ独裁政権を打倒。キューバ革命を成功させた。

 61年に米国と断交。ソ連に接近して社会主義路線を進め、62年にはソ連がキューバに核ミサイルを持ち込むキューバ危機を招いた。