仏アレバ再建に出資へ、三菱重と原燃が最終調整

三菱重工業と日本原燃(青森県六ヶ所村)が、経営難に陥っている仏原子力大手アレバに出資する方向で最終調整していることが7日わかった。

 2017年1月までに合計で数百億円を拠出して再建を支援し、出資比率は10%程度となる。アレバの大株主になることで、新興国での原子力発電所の受注や、原発から出る使用済み核燃料を再利用する「核燃料サイクル事業」での連携を強化する。

 アレバは、ウラン採掘や核燃料・原子炉の製造に加え、核燃料の再処理や廃炉技術まで幅広く手がける原子力総合企業。しかし、世界的な原発需要の低迷や、フィンランドで受注した原発建設の難航などで15年12月期の税引き後利益が20億ユーロ(約2400億円)の赤字になるなど、業績が悪化している。