4島一括返還「見直し」が半数…元島民ら回答

15、16日に開かれる日露首脳会談を前に、読売新聞社と北海道大スラブ・ユーラシア研究センター(札幌市)が、北方領土の元島民と「後継者」100人にアンケートをしたところ、半数が北方領土の「4島一括返還」方針を「見直すべき」と回答した。

 領土交渉が進まない中で、現実的な解決策を求める傾向が浮かび上がった。

 アンケートは11〜12月、元島民や、後継者と呼ばれる子どもや孫の世代が多く居住する北海道や富山県、東京都など1都1道3県で実施。元島民50人、後継者50人の計100人に記者が対面形式で行った。

 元島民らで作る「千島歯舞諸島居住者連盟」(札幌市)が運動方針に掲げてきた「4島一括返還」について質問したところ、51人が「見直すべき」と回答。4島一括返還を「堅持すべき」は44人、「わからない」が5人だった。