防げ正面衝突 高速にワイヤ式柵試験設置へ

高速道路での正面衝突事故を防ぐため、国土交通省は中央分離帯がない2車線の区間について、ワイヤロープ式の防護柵を試験的に設置することを決めた。

 新たに高速道路の中央に設置されるのは、5本のワイヤロープを使った防護柵。道幅が狭い場所でも設置可能で、車が衝突してもロープのたわみで衝撃を吸収できるという。

 現在、高速道路の2車線区間は全体の3割にあたる2500キロ余りに上っているが、ほとんどが車線をポールで区切るだけの対面通行。国交省によると、反対車線への飛び出し事故は去年、334件起きていて、死亡事故の発生率は中央分離帯がある区間に比べ約2倍だという。

 新しい防護柵は来年春から100キロ分、試験的に設置される。