「KBOOM」「FtoF」など韓流音楽情報誌を出版していたガム出版、自己破産申請へ

ガム出版(株)(TDB企業コード:981353161、資本金1000万円、東京都千代田区内神田3-22-7、代表島田隆之氏)は12月20日、事後処理を小関勇二弁護士(東京都港区新橋2-21-1、小関法律事務所、電話03-3574-9401)に一任、自己破産申請の準備に入った。

 当社は、2000年(平成12年)7月に設立。主に韓国アイドルグループや俳優にフォーカスを当てた雑誌・書籍を出版していたほか、CD・DVDなどの販売を手がけていた。定期刊行物としては『KBOOM』、またその後継として韓流音楽情報誌『FtoF』を発刊。チャン・グンソクや東方神起など人気韓流スターの特集を組み、韓流ブームに乗った2011年12月期には年売上高約5億2000万円を計上していた。

 しかし、近年の日韓関係悪化や、国内で韓流ブームが沈静化したこともあり、2014年12月期の年売上高は約1億7000万円に落ち込み、主力雑誌であった『FtoF』も2014年末に休刊していた。その後、定期購読者に対する前受金の返金処理が滞るなど資金繰りの悪化が表面化。2016年以降は代表の健康問題などもあり、実質的には営業停止状態となっていた。

 負債は現在調査中だが、債権者数は少なくとも5000名以上(定期購読者)に達する見込み。