郵便配達員の制服を9年ぶりリニューアル 水色中心の涼しそうなポロに

日本郵便は16日、郵便配達を行う社員の制服を4月に変更すると発表した。郵政民営化の平成19年10月以降、郵便配達員の制服は全身が濃紺の制服だったが、配達員から「暑い」「汗をかくと目立ってしまう」などの意見が寄せられていた。

 帽子とズボンのデザインはそのままだが、ポロシャツを濃紺から、水色をベースに襟周りや袖口に紺色を残した、見た目も涼しそうなデザインに変更。強度や吸水性を上げ、これまでより快適に着れるようにした。左袖にペンを差せるポケットもあり、機能性も向上したという。まもなく民営化10年を迎える同社は、さわやかさをアピールしたい考えだ。

 日本郵便は新制服を約110万着を調達。約16万人の社員が対象になる。