中高年にスマホ促す、ドコモがシニア割引を検討

NTTドコモの吉沢和弘社長は10日、読売新聞のインタビューに応じ、中高年のスマートフォン利用者を対象に通信料を割り引く新料金メニューの導入を検討していることを明らかにした。

 中高年層が安い料金でスマホを使えるようにして利用者を囲い込むとともに、従来型の携帯電話(ガラケー)からスマホへの移行を促す狙いがある。

 吉沢社長は「ドコモはシニアの利用者の割合が大きいが、シニア向けの通信料値下げは十分ではない」と述べた。同社は25歳以下の若者を対象とした割引メニューは導入済みだが、中高年向けを新たに設ける方向だ。

 また、これとは別に、5月中に300億円を投じて音声通話やデータ通信などについて値下げを実施する。2017年度中にさらに数百億円規模の値下げを予定しており、吉沢社長は「今秋までに実施したい」と語った。