事件後に退職...フィリピンへ帰国

茨城県で2004年、21歳の女子大生が殺害された事件で、逮捕されたフィリピン人の男が、事件後に職場を辞め、フィリピンに帰国していたことが新たにわかった。
しゃがみこんで、妻の携帯をのぞき込む男。

映像は、FNNが入手した13年前の2004年、茨城・美浦村で、当時21歳の茨城大学の女子大生を殺害するなどした疑いで逮捕された、フィリピン人のランパノ・ジェリコ・モリ容疑者(35)が、家族や友人らとくつろぐ様子を撮影したもの。

その後の調べで、ランパノ容疑者が事件後に、職場を辞めてフィリピンに帰国し、その後も、日本とフィリピンを行き来していたことが新たにわかった。

ランパノ容疑者の元同僚は、「一緒に働いていた。今はもう、フィリピンに帰ったと思ったんだけど。(ランパノ容疑者の)お母さんも妹も、『フィリピンに帰った』と(言っていた)」と話した。

ランパノ容疑者と女子大生の間には、面識がなかったとみられ、警察は、犯行に至った経緯をくわしく調べている。