毎日新聞世論調査 衆院選比例の投票先「希望の党」18%

毎日新聞は、安倍晋三首相が衆院を28日に解散する方針を表明したことを受け、26、27両日、緊急の全国世論調査を実施した。衆院選比例代表の投票先は、小池百合子東京都知事が代表を務める「希望の党」が18%で、自民党の29%に次いで多かった。衆院選で与党と野党のどちらの議席が増えた方がいいと思うかという質問では、「野党」(49%)が「与党」(34%)を上回った。

安倍内閣の支持率は36%で、今月2、3両日の前回調査から3ポイント減。不支持率は42%で同6ポイント増だった。

◇本社世論調査 質問と回答

◆安倍内閣を支持しますか。

          全体 男性 女性

支持する      36 41 31

支持しない     42 43 41

関心がない     19 15 25

◆衆院選で与党と野党のどちらの議席が増えた方がよいと思いますか。

与党が増えた方がよい34 35 33

野党が増えた方がよい49 53 45

◆衆院選でいま投票するとしたら、比例代表でどの政党に投票しますか。

自民党       29 32 25

民進党        8  7  8

公明党        5  5  5

共産党        5  6  5

日本維新の会     3  4  2

希望の党      18 17 19

自由党        1  1  1

社民党        0  1  −

日本のこころ     0  0  0

その他       16 16 17

(注)数字は%、小数点以下を四捨五入。0は0.5%未満、−は回答なし。無回答は省略。

調査の方法 衆院選比例の投票先「希望の党」18%

9月26、27日の2日間、コンピューターで無作為に数字を組み合わせて作った固定電話と携帯電話の番号に、調査員が電話をかけるRDS法で調査した。固定では、福島第1原発事故で帰還困難区域などに指定されている市町村の電話番号を除いた。固定は18歳以上の有権者のいる925世帯から538人の回答を得た。回答率58%。携帯は18歳以上につながった番号891件から560人の回答を得た。回答率63%。