渋谷で暴走のワゴン車に“蹴り”入れた男性、中国でも話題=「恐れ入る」「真の勇者だ」の声も

2017年9月28日、東京渋谷のスクランブル交差点でワゴン車が暴走する様子を映した映像が中国の動画サイトに掲載された。ネットユーザーからは大きな反響が寄せられている。

25日午後10時ごろ、渋谷のスクランブル交差点近くで、警察が不審な黒のワゴン車を見かけ、職務質問をしようと停止を求めたところ逃走。信号を無視して、人が行き交うスクランブル交差点に進入した。幸い、けが人はいなかった模様。なお、このワゴン車は東北の企業が所有するものだと後の調べでわかったという。

中国の動画サイト・西瓜視頻にはこの様子を撮影した動画が「こんなことが日本で発生、1台の黒い車が交差点で狂ったように歩行者めがけて突進」というタイトルで掲載され、これまでに41万回以上再生され、2500件余りのコメントが付くなど、注目を集めている。

中でも多いのが、スクランブル交差点に猛スピードで突っ込んでくる黒のワゴン車に、右足で“蹴り”を入れる男性に関するコメントだ。最も高い評価を得ているコメントは、「車に蹴りを入れる人までいるなんて恐れ入る」というもの。また、「蹴りを入れた人は真の勇者」「なんて堂々としているんだ」と持ち上げるコメントも散見される。

このほかには、「クラクションを鳴らしながら走っている。轢こうとはしていないようだ」「ドライバーは減速しているし、歩行者にぶつけようとしているわけではないな」など、人に危害を与えることが目的ではないと指摘するコメントも見られ、大きな反響を呼んでいる。