「殺すことに慣れ、どんな人か覚えていない」

shiraishitakahiro201711020002神奈川・座間市のアパートで、切断された男女9人の遺体が見つかった事件で、逮捕された男が「殺すことに慣れて、どんな人か覚えていない」と話していることが新たにわかった。

死体遺棄の疑いで、1日に送検された白石隆浩容疑者(27)だが、供述からは残忍さがうかがえてくる。警視庁は、慎重な裏づけ捜査を進めている。

白石隆浩容疑者は、自宅アパートから見つかった9人の遺体について、「全員を殺害した」と供述していて、遺体の解体についても、「1人目は3日かかったが、次からは1日でできるようになった」と話している。

その後の調べで、白石容疑者が、「3〜4人目以降は殺すことに慣れて、どんな人か覚えていない」と供述していることが新たにわかった。

また、白石容疑者のものとみられる複数のSNSのアカウントのうち、「首吊り士」というアカウントでは、「首つりの知識を広めたい。本当につらい方の力になりたい」などと記載されていた。

警視庁は、ツイッターやLINEなどのSNSを通じて、白石容疑者が自殺志願者を募っていたとみて調べている。
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