「殺すことに慣れ、どんな人か覚えていない」

死体遺棄の疑いで、1日に送検された白石隆浩容疑者(27)だが、供述からは残忍さがうかがえてくる。警視庁は、慎重な裏づけ捜査を進めている。
白石隆浩容疑者は、自宅アパートから見つかった9人の遺体について、「全員を殺害した」と供述していて、遺体の解体についても、「1人目は3日かかったが、次からは1日でできるようになった」と話している。
その後の調べで、白石容疑者が、「3〜4人目以降は殺すことに慣れて、どんな人か覚えていない」と供述していることが新たにわかった。
また、白石容疑者のものとみられる複数のSNSのアカウントのうち、「首吊り士」というアカウントでは、「首つりの知識を広めたい。本当につらい方の力になりたい」などと記載されていた。
警視庁は、ツイッターやLINEなどのSNSを通じて、白石容疑者が自殺志願者を募っていたとみて調べている。
白石隆浩 座間9遺体 殺人事件