座間9人遺体 2人は喉の骨折れる

神奈川県座間市のアパートから切断された9人の遺体が見つかった事件で、捜査の最新情報について、遺体が見つかった白石隆浩容疑者のアパート前から中継。

 遺体が発見された白石容疑者のアパートでは、2日も朝から現場検証が行われているが、これまでの検証や司法解剖で遺体の状況がわかってきた。

 現場からは、切断された頭部が9人分見つかっているが、司法解剖の結果、2人について喉の骨が折れるなどの遺体の状況から、首を絞められた可能性があることが新たにわかった。

 白石容疑者も、これまで被害者について、首を絞めたことを認めている。一方で、遺体はバラバラにされていて、腐敗も進んでいることなどから、死因として、窒息死とは断定できないという。

 また、現場からは、9人分の頭部以外にも240本あまりの骨が見つかっているが、これらの大量の骨について部位などの確認を進めた結果、現場からは9人以外の遺体は確認できなかったという。

 捜査関係者によると、事件の報道を受け、「遺体は自分の子どもではないか」などの問い合わせが、捜査当局に複数、よせられているということで、警視庁は、遺体の身元の確認を急いでいる。
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