札幌通り魔の少年は殺すのを想像していた
人を殺してみたいというサイコパス的なニュースが全国的に増えてきています。雪が降り始めた北海道札幌市でも現れましたが、通り魔の正体は12歳の少年！札幌の通り魔は12歳の少年
北海道の札幌市で２５日に起きた通り魔事件で、関与を認め保護された１２歳の少年が「人が死んでいるところや殺すところを想像していた」と供述していることが分かった。２５日午後６時ごろ、札幌市東区の路上で帰宅途中の２０代の女性が包丁で背中を刺され重傷を負う通り魔事件が起きた。警察は２６日正午ごろ、近くの商業施設で犯人によく似た服装の中学１年の１２歳の少年を見つけ事情を聞いたところ、関与を認めたため児童相談所に通告し少年を保護した。
その後の取材で、少年は「人が死んでいるところや殺すところを想像していた」と供述していることが新たに分かった。また、少年の自宅からは凶器の包丁のものとみられるパッケージのほか、新品の包丁１本が見つかったという。
少年は包丁について「１か月ほど前に万引きした」と話していて、警察はさらに詳しく調べを進めている。
１２歳男子中学生を児相通告 札幌の殺人未遂事件で
札幌市の路上で女性が刃物で刺され重傷を負った殺人未遂事件で、北海道警は２６日、事件への関与を認めたとして、札幌市に住む１２歳の男子中学生を札幌市児童相談所に要保護児童として通告した。道警によると「人を傷つけたかった」などと供述している。児童相談所は中学生を一時保護した。道警によると、男子中学生は被害者の女性と面識はなかったという。
事件は２５日午後５時５５分ごろ、札幌市東区の路上で発生。徒歩で帰宅中の２０代の女性会社員が背中を包丁で刺され、全治１〜２カ月のけがを負った。
２０代女性「無言で襲われた」 札幌の通り魔事件、突然襲撃か
札幌市東区の路上で２０代の女性が背中を包丁で刺された殺人未遂事件で、女性の手や腕などに身を守るときにできる傷がなかったことが捜査関係者への取材でわかった。女性は北海道警に「無言で襲われた」などと話しているという。道警は、事件への関与を認めた同市の中学１年生の少年（１２）が女性が抵抗する間もなく、背後からいきなり襲ったとみている。道警によると、少年は２５日午後５時５５分ごろ、包丁で同区の２０代の会社員の女性を刺して殺そうとした疑いがある。女性は背中を深く刺され、１〜２カ月の大けがを負った。少年が殺人未遂の非行内容を認めたため、道警は２６日、要保護児童として同市児童相談所に通告した。
人が刃物で襲われると、凶器を防ごうとしたり、相手ともみ合ったりして手や腕に防御創という傷ができることが多い。だが、捜査関係者によると、女性にはこうしたことを明確に示す傷はなかったという。現場近くの商業施設の防犯カメラには女性の後を歩く不審な人物が写っていた。道警は少年が背後から近づき、急襲した可能性があるとみて、殺意の強さなどについても慎重に調べる。
