寝屋川33歳長女監禁死 最低気温氷点下でも服着せずに生活か

大阪府寝屋川市で両親に監禁された33歳の女性が凍死した事件で、警察が現場に到着した際に女性は服を着ていなかったことがわかりました。

 寝屋川市の自宅で長女の愛里さん(33)の遺体を放置したとして、父親の柿元泰孝容疑者(55)と母親の由加里容疑者(53)が逮捕されました。2人の自首を受けて警察官が現場に到着した際に、愛里さんは毛布の中で裸で死亡していたということです。

 2人は愛里さんを16、7年前から2畳ほどの広さのプレハブ小屋に監禁していて、警察は少なくとも最近は服を着せずに生活させていたとみています。プレハブ小屋には暖房がなく、愛里さんが死亡したとみられる12月18日の最低気温は氷点下2.7度でした。

 愛里さんは1日1食しか与えられず死亡時の体重は約19キロだったということで、警察は監禁致死容疑などでの立件も視野に捜査しています。