カミカゼニュース

お金持ちの考え

合理性だけではダメ?お金持ちになるために必要な想像力って

合理性だけではダメ?お金持ちになるために必要な想像力って

お金持ちになるために必要な想像力を鍛える
社会人の勉強というと、ビジネスに関する知識やスキルの習得に目が行きがちですが、それだけでは十分ではありません。なぜなら基本は人間同士のやりとりだからです。人はそれぞれ個別の利害や思惑を持っているがゆえに、必ずしも合理性だけでは動かないし、ましてや自分の思い通りに動いてはくれません。

突然ですが、ウルトラマンとバルタン星人は、どちらが正義でしょうか。普通の人は「ウルトラマン」と答えると思います。そして、ウルトラマンがバルタン星人を倒すところを見て、「やはり正義は勝つ」と感じるかもしれません。しかし、こう考えることもできます。

バルタン星人が地球に来たのは、故郷のバルタン星に住めなくなり、移住先を求めてのことだった。バルタン星人は、環境が良いこの星に住みたいと考え、家を建てようと整地を始めた。すると地球の科学特捜隊がやってきて、いきなり撃たれた。その痛みにのたうちまわっていたら、今度はウルトラマンが来て殺されてしまった。

故郷に残された妻と子どもが父を失った悲しみに打ちひしがれる一方、ウルトラマンはバルタン星人を殺した殺人者として指名手配された。賞金首となったウルトラマンを追って、たくさんの怪獣たちが地球に向かったものの、次々と返り討ちにされてしまった――。

ただ一言確認するだけ

もちろんこれは単なる創作ですが、何が言いたいかというと、「バルタン星人にはバルタン星人なりの正義がある」ということです。客観的な正義などは、どこにも存在せず、10人いれば10通りの正義があります。バルタン星人の正義とウルトラマンの正義、科学特捜隊の正義もハヤタ・シン隊員の正義も違う。

にも関わらず、ただ自分の正義と相手の正義をぶつけるだけでは、最後は戦争です。現実にも、世界はそういう状況になっています。

国家間の問題はより複雑ですが、日常生活において私たちが勉強しなければならないのは、相手やものごとの背景です。背景を知れば、より状況に合った適切な対処ができるからです。

たとえば商談でも、「納入価格をあと10%下げてくれませんか」「昨年下げたばかりですから無理です」「では今後の取引は打ち切りで」といった対応をする人は多くないと思います。そんな結果を持って帰っても、上司から「コイツ使えねえ」の烙印を押されるだけでしょう。

普通なら、たとえば

「納入価格をあと10%下げてくれませんか」
「昨年下げたばかりですが、どうされたんですか?」
「いやあ、コストが厳しく、上司から詰められていまして……」
「そうですか、しかし厳しいのはウチも同じでして……。では、10%下げる代わりに、納品数をあと10%増やしてもらえませんか。それならお宅もウチもメリットありますよね」

というふうに、着地点を目指して交渉するでしょう。

同じように、科特隊やウルトラマンがまずやるべきだったのは、

「バルタン星人さん、なぜ街を壊すんですか、地球の人が困っているのでやめてください」

などと確認することではなかったか(バルタン星人は人間に乗り移ってコミュニケーションでき、のちに地球の言語も習得している)。

そしてたとえば「地球人と同じ大きさになってもらう」「地球の法律・文化に従ってもらう」「バルタン星の科学力で、地球に貢献してもらう」などの交換条件をすりあわせて折り合いがつけば、落としどころや良い解決策が見つかるかもしれない。そうなれば、バルタン星人の妻子を路頭に迷わせることもなかったのではないでしょうか。

相手の事情を推し量る想像力

人間関係でも同じで、最初から自分の正義を押し付けるのではなく、まず相手の動機や理由などを確認することが必要です。聞けない場合も、できるだけ相手の事情や気持ちを読もうと、想像力を働かせることです。

しかし多くの人は、前述のような「どうされたんですか?」の一言すら言えない。

ちょっと自分にとって気に入らない態度を取られたら、「あの人は私のことが嫌いなんだ」と勝手に決めつけ自分からプイッと距離を置く。相手に悪気はなく、たまたま悩み事があったのかもしれないとか、たまたま忙しくて余裕がなかったのかもしれないとか、想像すらしようとしない。

そういった想像力が欠如している人の特徴が顕著に出るのがネットで、匿名で意見を言えるために、自分の正義の押し付けによる集団リンチが横行しています。いわゆる「炎上」です。これはまさに、相手の状況や背景を知ろうとすることなく、いきなり襲いかかるウルトラマンと同じと言えます。

自分のモノサシだけで相手や社会を判断するのではなく、事情や背景を想像したり知ろうとする姿勢は、人間関係を円滑にしてくれるだけではなく、より相手のニーズに合致した提案ができます。それはすなわち、仕事の成果にもつながるのではないでしょうか。

お金持ちになりたいなら、ダメ元思考で行こう

お金持ちになりたいなら、ダメ元思考で行こう

なぜダメ元で挑戦ができるか
仕事が速くて稼げる人というのは、拒否されることを恐れません。そのため、ちょっと気になったこと、頼みたいことがあったら、ダメ元で気軽に声をかけることができます。

見積もりが高いなと感じたら、「もうちょっと安くなりませんかね?」とか、かなり無理な納期にも関わらずさらに納期短縮してほしい時も「無理を承知ですんません!もうちょっと早くなりませんか?」などと聞いてみます。

忙しそうな部下や後輩にも、「忙しいところ悪いんだけど、これやってもらえないかな?無理ならいいんだ、気にしないで」とダメ元でお願いします。未経験の仕事でも、「とりあえずやってみよう」という姿勢で貪欲にチャレンジできます。「無理そう」などと自分で線引きすることがあまりありません。

彼らがなぜダメ元で挑戦ができるかというと、3つの視点を持っているからです。ひとつは「言ってみるだけならタダ」「頭を下げるだけならタダ」という、現実的かつ合理的な視点です。2つ目は、仮に拒否されても、提案内容が否定されただけで、自分の人格まで否定されたなどとは捉えない発想ができる点です。

たとえば「もうちょっと安くならないか」が拒否であっても、安くすることでは折り合いがつかないということで、自分の人間性とは関係ありません(もちろん、無茶な値引き要求をすれば「頭おかしい」と思われるでしょうが)。仕事をお願いして断られても、関係が悪い相手であれば別ですが、物理的に時間や手間が取れない場合がほとんどでしょう。

3つ目は、「それによって何が起こるか」を具体的に想像しようという視点です。やってみてうまくいかないとき、「どんなリスクがあるか」が想定できれば、恐怖感は下がります。たとえば、

「これをやってダメでも、お金がこれくらい損するくらいだ。ならやってみよう」
「うまくいかなくても、上司からちょっと注意されるくらいだろう。最悪は始末書を書けばいい」

などと自分に及ぶリスクとその回避方法や対処方法を想定するから、気軽に挑戦でき、結果としてより多くの経験を積んでスキルや能力が高まるのです。

稼げない人はこの逆で、「これを言ったら失礼かな」「こんなこと言いにくいな」と躊躇します。また、自分の提案や意見が否定されたら、自分の全人格を否定されたように感じ、傷つくのを恐れて躊躇します。彼らはプライドが高すぎて、「こんなこと言ったら、こう思われるんじゃないか」と他人の目を必要以上に気にします。

そのため、自分に不利な条件をそのまま飲んでしまったり、自分で抱え込んだりしてしまいます。会議や日常生活においても、自分の主張が否定されたら逆ギレする人がたまにいますが、たいていこのタイプです。

また、「やってみたあとのこと」を詳細に予測する想像力も欠けています。「ハイリスクだ」というだけで思考が停止し、そのリスクはどの程度か、どのくらい自分にダメージを与えるか、回避方法や対処方法はないか、といった影響を具体的に考えられない。先行きの見えない未経験の仕事を恐れ、うまくいくとわかっているものしかやろうとしません。だから成長もありません。

このように、ダメ元思考があるかどうかで、目の前の仕事のスピードから、将来の伸びしろまで、大きく変わってしまいます。

そこで、前述の3つの視点を自分にインストールすることで、ダメ元で何でも気軽に言える、やれる、その結果仕事が速くなる体質に変換していきたいものです。
カミカゼニュース 検索
カミカゼ ギャラリー
  • 2017 カミカゼ ニュースまとめ
  • 「イチロー×アインシュタイン」の弟子志願者に困惑  ビートたけしの大正論
  • 進次郎氏が角栄と重ねて見られるのは政治状況が似ているからか
  • トヨタ「JPNタクシー」デビュー1か月、その評判は? 「これタクシー!?」の声も
  • トヨタ「JPNタクシー」デビュー1か月、その評判は? 「これタクシー!?」の声も
  • NHK受信料の支払い義務は「合憲」、最高裁が判決