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ローソン、夜間の無人営業なるか。弁当や総菜への無線識別タグ適用にめど

ローソン、夜間の無人営業なるか。弁当や総菜への無線識別タグ適用にめど

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ローソン来年2月めどに自動レジと組み合わせ実証試験

ローソンは弁当や総菜といった電子レンジで温める商品に、商品管理を自動化できる無線識別(RFID)タグを適用するめどを付けた。2018年2―3月に、袋詰めまでできる自動レジと組み合わせた次世代コンビニエンスストアの実証試験に取り組む。人手不足対策の一環として、夜間の無人営業を視野に入れて知見を蓄える。

 都内の1店舗でRFIDタグと自動レジ「レジロボ」を使った業務の自動化を検証する。レジロボはパナソニックと共同開発したもので、16年12月に業務自動化について実証した。電子レンジで弁当などを温めるとRFIDタグが発熱する問題があったが、メーカーの協力を得て改良した。
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ローソン、夜間の無人営業

RFIDタグは店舗で商品に貼る。飲料や菓子などの一部は工場でタグを貼る。これにより生産や物流、消費期限の把握といった商品管理を自動化する。

 例えば生産段階の異物混入が見つかった場合、回収すべき製品を正確に把握できる。物流では誤配送を防げるとみている。商品を1個単位で管理でき、店舗内の納品や棚卸しも効率化できる。食品の廃棄ロス減少を狙いに、商品の賞味・消費期限が近づくと、自動で値引きするシステムの導入も想定する。

 RFIDタグは対応する防犯ゲートを設置し、万引防止にも使える。クレジットなど現金不要の決済に限定したレジロボと組み合わせれば、強盗対策になるほか店員が接客以外の作業に専念できる。24時間営業の課題である夜間の人手不足を緩和できそうだ。

マクドナルド、ローソンなど「ロコモコ」で異例コラボのわけ

マクドナルド、ローソンなど「ロコモコ」で異例コラボのわけ

日本マクドナルド、すかいらーく、ローソンの3社は7月11日にハワイの地元料理「ロコモコ」をテーマにした商品を一斉に発売する。時として競合相手になる外食、小売・流通大手のコラボレーションによる販促キャンペーンは“異例”。背後にはキャンペーンを主導するハワイ州観光局の思惑もあり、日本の消費者にハワイの魅力をアピールすることで伸び悩む観光客の増加を図る。

各社がロコモコの新メニューを開発し、その商品をハワイ州観光局が公認。その中で日本マクドナルドのハンバーガー「ロコモコ」「夏カレーロコモコ」「チーズロコモコ」、すかいらーくが運営するファミレスチェーン・ガストの「チーズ IN ロコモコボウル」、ローソンの「からあげクン ロコモコ デミグラスソース味」については「LOCOMOCO ALLSTARS」と銘打った。

 価格はロコモコが単品で390円(税込)、チーズ IN ロコモコボウルが799円(税別)、からあげクン ロコモコ デミグラスソース味が216円(税込)。

 そのほか、日本マクドナルドのハンバーガー「チーズロコモコマフィン」、炭酸飲料の「マックフィズ ブルーハワイ」「マックフロート ブルーハワイ」、ローソンの「ロコモコ風生パスタ」「和風ロコモコサラダ」「ロコモコ風ハンバーグパン」も公認を受けた。

●夏の定番バーガーに

 日本マクドナルドとハワイ州観光局の接点は2年前にさかのぼる。2015年2月からハワイ州観光局の公認メニューとして、「ロコモコバーガー」のほか、「ハワイアン バーベキューポーク」「ハワイアン パンケーキ ミックスベリー」「パイナップルパイ」「マックシェイク バナナ」を順次販売した。16年5月にもロコモコバーガーを期間限定で発売。

 今年で3回目となるロコモコバーガーについて、日本マクドナルド メニューマネジメント部の若菜重昭上席部長は「(秋の「月見バーガー」や冬の「グラコロ」のように)夏の定番メニューになれば」と話す。

 ローソンも16年からハワイ州観光局公認ウォーター「ハワイアンスプリングス」を首都圏の「ナチュラルローソン」で販売した実績がある。

 ローソン自身、ハワイとの繋がりは深い。91年から年に2度、全国のフランチャイズ店舗が10年間の契約を終え、次の10年も契約を更新した際に、そのオーナーと家族などをペアでハワイに招待するツアーを実施している。「先日もオーナーたち400人とハワイに訪れた。これで累計1万人に上った」と同社の竹増貞信社長は語る。また、現在ハワイに「シェラトン・ワイキキ店」と「モアナサーフライダーウェスティンリゾート&スパ店」の2店舗を構える。

 すかいらーくは過去にハワイ州観光局との取り組みはなかったが、今年6月にハワイ料理専門店「La Ohana(ラ・オハナ)」を横浜・本牧にオープン。ガストでも6月15日からハワイアンフェアを開催中と“ハワイ推し”だ。

 すかいらーくの谷真社長兼CEOは「ロコモコはガスト創業時から提供する『目玉焼きハンバーグ』と親和性が高い。さらに今回のキャンペーンメニューは、年間1000万食売れる人気商品『チーズ IN ハンバーグ』を日本人向けにアレンジした」と自信をのぞかせる。

 ハワイ州観光局のエリック高畑局長は「これまでは個々の企業で取り組んでいたものの、一緒にやることでアピール力はさらに増す」と今回の3社連携の意義を強調する。

●若年層にハワイ観光を

 今回のキャンペーンによって、ハワイに訪れる日本人観光客を増やしたいのがハワイ州観光局の大きな狙いだ。

 現在、ハワイへ訪れる日本人観光客は年間約148万人。97年にピークとなる222万人を記録したが、その後は右肩下がりに。数年前から再び上向き傾向にあるものの停滞感は否めない。

 高畑局長によると、ハワイはリピート率が高く、3回以上訪れたことのある観光客は全体の62%に上る。「一度ハワイに足を運べばファンになる人は多いが、その最初の一歩がハードルになっている」と高畑局長は述べる。そこで新規顧客の開拓、とりわけ若年層の観光客獲得に注力したい考えだ。そうした中で今回の3社は若年層にリーチできる企業であり、期待は大きいという。

 ハワイ州観光局にとっても複数企業との合同キャンペーンは初めてだが、「今後も参画企業を増やしていきたい」と高畑局長は意気込んだ。

競争激化 ローソン日用品29品目を値下げ

競争激化 ローソン日用品29品目を値下げ

コンビニ各社で価格競争が激しくなっている。ローソンは8日から全店舗で日用品を5%前後値下げした。

 ローソンが値下げしたのは日用品29品目で、例えばシャンプーの「LUX スーパーリッチシャンプー詰替」は税込409円が388円と21円安く、柔軟剤の「フレアフレグランス フローラル&スウィート本体」は税込389円が357円と32円安くなった。コンビニで日用品を買う客が増えていることからスーパーやドラッグストアなどの市場価格に合わせたという。

 日用品をめぐってはセブン−イレブンが先月、61品目を値下げしたばかり。また、ファミリーマートも15日から25品目を値下げするなど価格競争が激しくなっている。
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