「漫画だろ」「中に名人が入ってる」藤井四段が見せた指し手に、先輩も唖然
デビューから無敗のまま歴代最多となる29連勝を記録した、将棋の藤井聡太四段。惜しくも30連勝とはなりませんでしたが、2017年7月11日に行われた対局で「解説者にも理解できない指し手」を見せて話題になっています。
藤井四段の指し手に解説者も唖然!
若手棋士らが参加する加古川青流戦トーナメントの3回戦で、都成四段との対戦した藤井四段。
序盤は都成四段が対局を優勢に進める展開。
藤井四段にとっては、かなり厳しい状況に追い込まれました。
が!!!
ここから藤井四段が覚醒します。
なんと『玉』を四段目まで進める指し手を見せたのです。
奇策ともいうべき藤井四段の指し手を、解説の勝又清和六段と藤森哲也五段はこう評します。
「(サッカーの)ゴールキーパーが前に出ているようなもの」
産経WEST ーより引用
将棋が分からない人にとっても、かなりの奇策であることは理解できます。
そして、最終的には藤井四段が130手で勝利!
どれほどとんでもないことかは、先輩棋士である藤森五段の言葉を聞けば分かるでしょう。
藤森五段
(都成くんは何が悪かったかと聞かれ)相手です。よい子はマネしちゃダメな手ですね。読み切っていたら神ですよ。
「語彙力を失うとは、まさにこのこと」とネットが盛り上がりを見せたのも当然のこと!
もう漫画レベルの存在。年齢はもちろん、指し手もこれまでの将棋とは別次元!長年、プロとして活躍している先輩が唖然とするほどの指し手とは…末恐ろしいとは藤井四段のためにある言葉なのかもしれませんよ。漫画かと思った。将棋を知っている人にとって、藤井四段の手はほとんど神レベルです。
14歳という年齢ながら、次々に伝説を作り続ける藤井四段。
どれほどの棋士に成長するのか…今後の活躍が楽しみでなりません!