江戸川区老母娘強盗殺人事件 府川博樹

事件当時年齢:33歳

犯行日時:1999年4月19日

罪状:強盗殺人、詐欺

事件名:江戸川区老母娘強盗殺人事件

事件概要:1999年4月19日、新聞販売所従業員だった府川博樹被告は、交際、同棲していたホステスに渡す金を工面するため、新聞の購読契約などで顔見知りだった女性(65)宅に行き借金を申し込んだが断られたため逆上。頭を殴った後、包丁で背中や首、腹などを刺すなどして殺害した。また、事件を目撃した女性の母(91)も同様にして刺殺した。その後、タンスなどを物色したが現金を発見できずに逃走した。
 二人の死体は4月23日、訪ねてきた親戚により発見された。
 捜査の結果、府川被告が浮上、5月上旬に警察が任意で事情聴取を取るものの、直後に失踪。18日に警察は府川被告を発見、再度事情聴取をしたところ、府川被告が自供、逮捕した。
 府川被告はこの事件の前後に、女性との交際費用を捻出するため、父親のガンの手術費と偽って販売所の同僚女性や、元交際相手の女性から約957万円を騙し取った。

拘置先:東京拘置所

死刑執行:2007年12月7日 42歳没
氏名、年齢、犯罪事実を法務省が公表した初めてのケース。