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死刑執行

福岡連続保険金殺人事件 吉田純子

福岡連続保険金殺人事件 吉田純子

保険金詐欺を2件も働き、死刑判決を受けた吉田純子死刑囚。こんな母親でも、子供からすれば大切な親です。そんな吉田純子には子供が3人います。3人とも娘です。

2016032500032015-12-17_0032311959年生まれの吉田純子は
•1983年:24歳?で長女を出産。
現在32歳?
•1987年:28歳?で次女を出産。
現在28歳?
•1989年:30歳?で三女を出産。
現在26歳?
と、3人の娘をもうけました。

3人ともまだ若く、テレビで吉田死刑囚の話題が出る度に、肩身の狭い思いをしているのではないでしょうか?

吉田純子の異様な人間性は、生い立ちによって形成された可能性がありますので、経歴をWiki風に調べてみました。

吉田純子プロフィール

1959年 7月10日

福岡県柳川市(旧山門郡三橋町)で誕生

生い立ち

•吉田純子が幼い頃に父親が自衛隊を辞め、自動車修理を開業するもあまり上手くいかず、貧乏な生活を送る。
•よって母親が内職をして家計を支えていた。
•吉田には4歳下の頭脳明晰なスポーツマンの弟がいて、母親に可愛がられていた。
•それに対し、吉田純子には厳しく、時として体罰を与えていた。
•父は母に対して当り散らす事があり、また、母は稼ぎの少ない父の事を愚痴っていた。
と、この様な環境ですから、吉田純子が両親になつく事等まずありえないでしょう。

両親も出来の良い弟も、全員敵みたいなものですからね。

そしてそういった生い立ちのせいなのか、吉田純子は小さい頃から虚言癖があったようです。

1966年 6歳

柳河小学入学。

1972年 12歳

柳河中学入学。

1975年 15歳

私立佐賀女子高校衛生看護科に入学。1人で奨学金制度の書類を揃え、手続きを行う。もうすでに精神的に自立して両親を頼っていないですね。

1978年 18歳?

妊娠したという嘘を付きカンパを集める詐欺行為を行ったため、2ヶ月の停学。この頃から詐欺師の片鱗を見せていました。

1979年 18歳

聖マリア看護専門学校(現聖マリア学院短期大学)へ入学。
ここで後の共犯者の
•池上和子
•石井ヒト美
•堤美由紀
と知り合います。

吉田純子がリーダー的存在となります。

1981年 22歳

6歳年上の久留米市の自衛官の吉田浩次さんと結婚します。夫の実家で結婚生活を始めます。

そして浩次・純子の夫妻揃って、浩次さん祖母の養子になるという不可思議な行動をします。
これは、浩次さんの祖母の遺産を相続するのが狙いでしょう。祖母が亡くなった場合は、本来なら浩次さんの父親に遺産が相続されますからね。

浩次さんを既に洗脳しているのです。大した詐欺師ぶりですね。

そして冒頭で述べた様に、3女を出産します。

1990年 31歳?

狙い通り、祖母の土地を相続。この土地を担保に3000万円もの借金をし、贅沢をする。見栄っ張りの吉田純子ならではの行動です。

1992年 33歳?

夫の浩次さんと別居し、堤美由紀が同居するようになる。そして堤美由紀の給料も管理するようになる。マインドコントロール能力が高いですね。

1993年 34歳?

同僚看護婦から借りた50万円踏み倒す。

1994年 35歳?

同僚看護婦から借りた100万円踏み倒す。金額がエスカレートしています。

そして架空のトラブルをでっちあげ、架空の「先生」に解決策を指南してもらったと嘘を付き、同僚看護婦の石井ヒト美から750万円を騙し取っています。

1996 37歳?

同様に架空のトラブル及び「先生」をでっちあげ、池上和子から合計3900万円を騙し取っています。

久留米市野中町ムーンパレス兇903号を購入します。
最上階で、4LDKの広さの間取りに贅沢に1人で住みます。
騙し取ったお金で購入したと思いきや、夫の浩次さんにローンを組ませたのです。
本当に天才詐欺師ですね。

そして
•堤美由紀に405号(3LDK)
•石井ヒト美に306号(3LDK)
•池上和子に102号(3LDK)
をそれぞれ購入させ、自分は最上階でリーダー風を吹かせます。

しかし、3人とも随分お金を持っていますよね。

1997年 38歳?

点滴ミスを理由にいちゃもんを付け、同僚看護婦から1000万円を騙し取っています。払う方も払う方ですね。

現在の吉田純子

これだけ多くの大人達が、何千万円とお金を払うという事態。人をコントロールする能力が高いのでしょう。

話術の上手さもさることながら、騙されやすい人を見極める能力がスバ抜けているのかもしれません。

また、お金至上主義の人格形成には、幼い頃の貧しさが一因なのは間違い無いと思われます。貧乏な子供がハングリー精神で成り上がるというケースと似ている部分もあるでしょう。

2015年現在、吉田純子死刑囚は福岡拘置所に収監されています。
1959年7月生まれですから、もう56歳になっています。

1審で主犯格と認定され死刑が確定。
続く高裁では控訴棄却。
さらに上告するも棄却。

よって死刑が確定しています。

にもかかわらず、一向に刑が執行される事はありません。

死刑執行 2016年3月25日

福岡連続保険金殺人事件 吉田純子

福岡連続保険金殺人事件 吉田純子

1998(平成10)年1月24日、看護師の吉田純子(33)は、看護学校の同級生だった堤美由紀、池上和子、石井ヒト美と共謀して、池上の夫で平田栄治さん(39)を騙して睡眠薬入りのビールを飲ませて熟睡させ、静脈に空気を注射して殺害した。吉田らは、この殺害で保険会社から保険金3500万円詐取した。

2016032500032015-12-17_003231この殺害がうまくいったことに吉田はエスカレートしていく。翌年の1999(平成11)年3月27日、吉田は石井の夫で久門剛さん(44)を同様に殺害することを計画。石井に命じて久門さんに睡眠薬入りのウイスキーを飲ませて熟睡させた。そこへ、吉田、池上、堤が部屋に上がりこみ、大量のウイスキーをチューブを使って鼻から注入。更に静脈に空気を注射して殺害した。この殺害で保険金3200万円を詐取した。

2001(平成13)年8月になって石井は犯した罪を後悔し警察に自首した。警察は、石井の自供に基づく裏づけ捜査を行った結果、2002(平成14)年4月28日、主犯の吉田、堤、池上、石井の4人を逮捕した。逮捕後の取調べで、2000(平成12)年5月に堤の母親宅に侵入しインスリン注射で眠らせてから絞殺し、金員を奪おうとした未遂事件も発覚した。更に、吉田を徹底的に取り調べた結果、1997(平成9)年に同僚の看護師から500万円を搾取したのをはじめ、数々の余罪が発覚。2人の殺害保険金詐取をはじめ総額で約2億円を不当に得ていた。

吉田は、久留米市内の高級マンションの最上階に3人の娘と住んでいた(夫とは別居中)。堤、池上、石井も同じマンションに居住していた。吉田は、「人間は嘘をつくが、金は裏切らない」と公言し、金・モノへの執着が異常に強く物欲の権化のような女で自己顕示欲が人一倍強い性格だった。

このため、堤ら3人に対して女王と奴隷の関係を強要し吉田のことを、「吉田様」と呼ぶように強制していた。実生活では、吉田の世話はもとより、3人の娘達の面倒も3人に負わせていた。更に、吉田と堤は同性愛の関係だったという。堤に毎日のように関係を迫り、拒絶されると過去の男関係などをあげつらって激しく罵倒したという。

2004(平成16)年8月2日、福岡地裁は、吉田が一連の事件の主犯であると認定し死刑、堤に無期懲役、石井に懲役17年を言い渡した。池上は、1審判決前に病死したため公訴が棄却された。2006(平成18)年5月16日、福岡高裁は吉田、石井の控訴を棄却。5月18日には、堤の控訴を棄却した。石井、堤は上告せず刑が確定。吉田は、福岡高裁の死刑判決を不服として上告した。

死刑執行 2016年3月25日

鎌田安利 連続女性殺人事件

鎌田安利 連続女性殺人事件

1995(平成7)年4月10日、大阪府警は洋品店の倉庫から紳士用のスラックス78本を盗んだとして大阪市西成区の鎌田安利(54)を逮捕した。ところが、この取り調べで鎌田の指紋が1985(昭和60)年6月に奈良・広陵町の竹やぶでバラバラ死体となって発見された知念みどりさん(19)の殺害犯人から警察に送られてきた「挑戦状」の手紙に付いていた指紋と一致。このため捜査本部は鎌田を厳しく追及した結果、5月12日になって知念さん他5人の殺害を自供した。6月12日、警察庁は「広域重要指定122号」に指定。

201603250001鎌田の供述によると、知的障害施設を抜け出し通天閣付近をブラついていた知念さんに声をかけ自宅のアパートに連れ込み関係を持った。その後、知念さんに小遣いとして1万円を渡したところ「少ない」と言われてカッとなった鎌田は知念さんを絞殺し死体をバラバラにして奈良県内で死体を遺棄した。

更に1985(昭和60)年5月、家出中の主婦・東富佐枝さん(46)と飲み屋で知り合い、自宅アパートに連れ込み関係。その後、絞殺して死体をバラバラにして兵庫県西区の雑木林に遺棄した。

1987(昭和62)年1月22日には小学校3年生の辻角公美子さん(9)に大阪・住吉区で道を尋ねるふりをして、いたずら目的でアパートに連れ込み騒がれたため絞殺。死体を大阪・豊能町の山林に遺棄した。さらに、公美子さんの自宅に身代金を要求する電話をかけた。

1993(平成5)年7月にもホステスの須田和枝さん(45)、1994(平成6)年3月には飲食業の中野喜美子さん(38)もそれぞれ自宅アパートで絞殺し死体をバラバラにして遺棄した。この結果、鎌田は5人の女性を連続殺害していたことが判明した。

鎌田は死体をバラバラにした理由を「運搬に楽だったから」と供述し、隠ぺいする目的ではなかったことが判明した。その証拠に、バラバラ死体を遺棄する場合、各所・各場所に別々に遺棄するのが通常であるのに対して、鎌田は全て一ヶ所にまとめて遺棄していた。


鎌田は愛媛・大洲市で出生。地元で結婚しニ児をもうけたが、妻と死別。その後、故郷をあとにして大阪の西成区に20年間住み着いていた。鎌田の生計は盗品の衣料や装飾品を自転車に積んで地元の飲食関係の女性達に売り歩いていた。盗品のため価格も安かったことと、太った体型・満面の笑顔・ボロボロのジャンバーにズボンという格好は「愛嬌がある」と女性達には評判で、皆から「鎌ちゃん、鎌ちゃん」と呼ばれていた。

ところが、客として居酒屋やスナックに行くと一変して実に金に細かく、ホステスに札びらを見せては口説くのだが、実際に飲食代の支払いになると「なんでこんなに高いんだ」と狂ったように怒鳴りだし、地元ではトラブルメーカだったという。

公判中、鎌田は「自白を強要された」として無罪を主張していたが、1999(平成11)年3月24日、大阪地裁は鎌田に死刑を言い渡した。2001(平成13)年3月27日、控訴審の大阪高裁は控訴を棄却。1審の死刑を支持した。

2005(平成17)年7月8日、最高裁は鎌田の上告を棄却。その上で、「人命への慈しみや尊重の念はみじんもうかがわれない。特に、9歳の前途ある少女を殺害したうえ身代金を要求した行為は残酷、卑劣極まりなく、非人間的な所業というほかない」と指摘した。これにより、鎌田の死刑が確定した。

死刑執行 2016年3月25日

「裁判官聞く耳持たず」「日々、懺悔」 死刑執行の2人

「裁判官聞く耳持たず」「日々、懺悔」 死刑執行の2人

法務省が約3カ月ぶりに2人の死刑を執行した。岩城光英法相は、就任後5カ月余りで2度目の執行となった。執行された2人は死刑廃止団体のアンケートなどに思いを書き残していた。

鎌田安利死刑囚(75)は、大阪市で1985〜94年、女性ばかり5人を殺害した事件で死刑が確定。「警察庁指定122号事件」だった。

鎌田死刑囚は公判で無罪を主張。99年の一審・大阪地裁判決は一連の事件を鎌田死刑囚の犯行と判断して死刑を言い渡したが、身代金要求については無罪とした。だが二審・大阪高裁は一審の無罪部分を破棄し、鎌田死刑囚の犯行と認定。最高裁で死刑が確定した。

鎌田死刑囚は市民団体「死刑廃止国際条約の批准を求めるフォーラム90」が福島瑞穂参院議員(社民)とともにこれまで3回送ったアンケートに、回答を寄せていた。2008年のアンケートには「法廷で、警察や検察で話したことは真実でないと言っても、裁判官は聞く耳を持たない」と捜査・公判を批判。その後は体調が悪化した様子で、昨年7月の回答には「びょうきで字が思うように書けません。それがいちばんつらい」と記していた。

 一方、吉田純子死刑囚(56)は、同じ看護学校に通っていた元看護師3人と共謀し、保険金目的でうち2人の夫を殺害した。

 二審判決直前の06年5月、弁護人を通じ報道機関に手記を寄せていた。A4判の便箋(びんせん)4枚につづられた手記では、一審判決で「主犯格」とされたことを否定。「もちつ、もたれつの中、知恵を出し合い、共謀へと及んだ哀(かな)しい結果だったのです」と書いた。「被害者の方々の魂が、どうか、天国で安らかでありますように。心より、お詫(わ)び申し上げます」と結んだ。

 吉田死刑囚は「フォーラム90」の11年のアンケートにも「日々、内省と悔悟を胸に刻み、懺悔(ざんげ)の祈りを捧げております」と書いていた。

「闇サイト殺人事件」被害者1人で死刑執行――裁判で「死刑判決」が出る基準とは?

「闇サイト殺人事件」被害者1人で死刑執行――裁判で「死刑判決」が出る基準とは?

2007年に愛知県名古屋市で起きた「闇サイト殺人事件」の神田司死刑囚の刑が6月下旬、執行された。神田死刑囚は、携帯電話の「闇サイト」を通じて知り合った男性2人とともに、女性を拉致して殺害したとして、強盗殺人などの罪に問われ、2009年に一審の名古屋地裁で死刑判決を受けた。

神田死刑囚は判決を不服として控訴したが、その後、自ら控訴を取り下げ、死刑が確定した。この事件で、他の男性2人は無期懲役が確定している。

報道によると、殺害された女性の母親は事件後、日本の司法の下では、被害者が1人の殺人事件で死刑判決が言い渡されるのはまれだと知り、被告人3人への極刑を求めて、署名活動を展開した。署名は最終的に33万人分に達したという。

なぜ、被害者が1人しかいない場合、死刑判決が言い渡されるのは「まれ」なのだろう。死刑になるかどうかの基準は、どのように決まっているのか。猪野亨弁護士に聞いた。

●死刑判決が出る基準は?

「殺人罪の法定刑は、懲役5年から無期、死刑までと幅広く規定されています。ただ、裁判官は、その範囲内であればどの刑を選択してもよいわけではなく、他の同種の事件の量刑と平等になるようにしなければなりません。

特に死刑は、犯人の命を奪う極限的な刑罰です。究極の刑罰である以上、裁く者によってばらつきがあってよいはずがなく、その基準は確固たるものでなければなりません。そのため1983年に最高裁が、いわゆる『永山基準』と言われるものを定立して以来、それが死刑判決を下せるかどうかの基準となりました」

永山基準とは、どのようなものなのか。

「永山基準では、まず、以下9つの項目すべてを考慮します。

(1)犯行の性質(2)動機(3)態様(ことに殺害の手段方法の執拗性・残虐性)(4)結果の重大性(ことに殺害された被害者の数)(5)遺族の被害感情(6)社会的影響(7)班員の年齢(8)前科(9)犯行後の情状

これらを考慮した上で、刑事責任が極めて重大で、かつ犯罪予防などの観点からも、極刑がやむを得ないと考えられる場合には、『死刑の選択も許される』との判断が示されています」

●被害者「1人」の事件では死刑判決が出にくい?

被害者が1人の場合、死刑判決が言い渡されるのが「まれ」と言われるが、それはなぜなのだろうか?

「永山基準で『ことに殺害された被害者の数』と示されているとおり、殺害された被害者の数は、死刑とすべきかどうかの判断で、大きな要素を占めています。したがって、その他の事情があるからといって、被害者が1人でも死刑判決を許容できる場合は、極めて限定されているといえます。

最近の判決の中で、次にあげる事案と比較してみるとわかりますが、やはり被害者が1人の場合に死刑とすることは、問題があると言わざるを得ません。

2009年8月に発生した、耳かき店員殺人事件では被害者は2人でしたが、死刑求刑に対し、東京地裁は無期懲役としました。しかし検察は控訴していません。2010年の判決です。

また、2009年10月に発生した千葉大生殺害事件は、被害者1人の強盗殺人(その他放火、強盗強姦等)で地裁の裁判員裁判は死刑判決を下しましたが、高裁は破棄して無期懲役とし、最高裁もこれを支持し、無期懲役が確定しました。

さらに、前科として2人(妻子)を殺害し懲役20年の判決を受けた男が、出所後に起こした強盗殺人(被害者1人)でも、同様に最高裁は死刑の適用を否定しました。いずれも2015年2月の判決です」

●死刑の適用範囲を広げるのは「時代に逆行」

過去の判決を見る限り、被害者が2人以上の事件でも、死刑判決が下されることは決して多くはないようだ。

「マスコミなどは『先例重視』はどうなのかという言い方をしますが、これは刑罰の適用の平等の問題であり、適正手続の問題です。また諸外国では、死刑制度は廃止、あるいは少なくとも執行が停止される傾向にあります。死刑の適用範囲を広げていくことは、時代の流れに逆行することでもあります」

最後に猪野弁護士は、今回の事件について、次のように述べていた。

「今回、死刑が執行された神田死刑囚は、控訴の取り下げによって死刑が確定しました。33万人もの署名が集まったということですが、地裁の死刑判決が、この署名の影響を全く受けなかったといえるかどうかは疑問です。

裁判員裁判での死刑判決が、上級審で覆されていることからもわかるように、地裁だけの判断で死刑判決を正当化させることは、非常に危険です。死刑の場合は『被告人自身が不服がないから死刑判決でよい』というものではなく、本来的には最高裁による審査が不可欠です。自動上訴の仕組みがない日本の死刑制度は欠陥があるというべきです。

また、今回の死刑囚は、控訴取り下げが無効か否かも争われている中で死刑が執行されたということで、この点も非常に問題だと思います」

「闇サイト事件」で死刑執行、被害者母の思い

「闇サイト事件」で死刑執行、被害者母の思い

あまりに残忍な殺人事件の主犯格に死刑が執行されました。神田司死刑囚は8年前、闇サイトで知り合った2人の男と磯谷利恵さんを車で拉致し、金槌で殴るなどして殺害しました。磯谷さんは恐怖の中「殺さないで下さい」と命乞いをしたといいます。極刑を求め続けた母親、25日の死刑執行に何を思うのでしょうか。

 「やっとという感じ。事件のことを忘れたいと思うのが当たり前。そういう段階を終えた」(磯谷富美子さん)

 「本日、神田司の死刑を執行しました」(上川陽子法相)

 死刑が執行された神田司死刑囚(44)。2007年8月、共犯の男2人とともに、名古屋市千種区春里町の路上で、たまたま通りかかった派遣社員の磯谷利恵さん(当時31)を拉致。財布などを奪ったうえ、磯谷さんを殺害し、遺体を岐阜県瑞浪市の山中に遺棄しました。

 何の面識もなかった3人を引き寄せたのが、「闇の職業安定所」。犯罪のために仲間を募る携帯電話のいわゆる「闇サイト」が社会に明るみにでた事件でした。

 「娘は去年の8月に自宅を目前に拉致され、そして2時間後には本当にむごい殺され方をいたしました」(磯谷富美子さん、2008年)

 死刑を求める遺族。2009年、一審の名古屋地裁が動機や被害者の数などを考慮して、やむを得ない場合に死刑が許されるとした「永山基準」をどうとらえるのか。

 「死刑判決です、死刑です。神田被告と堀被告に死刑判決が言い渡されました」(記者)

 「犯行は極めて悪質で、被害者が1人であることを考慮しても極刑はやむを得ない」(近藤宏子裁判長、名古屋地裁 当時)
 「インターネット上の掲示板を通じて匿名性の高い集団によって行われ、模倣される恐れも高い極めて悪質性の高い種類の犯行」(近藤宏子裁判長、名古屋地裁 当時)

 裁判所はそうも付け加えました。

 最も積極的に殺害行為に及んだとされた神田被告は、判決後、名古屋拘置所での記者との面会に、こう応じます。

 「地裁では更生の余地について触れていない。高裁では更生の余地について争うべきでしょう」(神田被告)

 しかしその後、神田被告は控訴を自ら取り下げて、死刑が確定。他の2人は控訴審を経て無期懲役が確定します。

 死刑確定から6年。
 「誠に身勝手な理由から、被害者の尊い人命を奪った極めて残忍な事案」(上川陽子法相)

 去年の8月以来となる死刑が執行されました。

 「遺族にとっては刑が執行されることは大きい。私が忘れたいことは利恵も忘れたいと思うので、一切、報告する気はない」(磯谷富美子さん)

 遺族が求め続けてきた死刑。それが執行された25日、事件はひとつの区切りを迎えたことになるのでしょうか。

闇サイト殺人事件【神田司/堀慶末/川岸健治】 神田司死刑執行

闇サイト殺人事件【神田司/堀慶末/川岸健治】 神田司死刑執行

2007年8月24日午後10時頃、名古屋市千種区の路上を歩いていた31歳の女性を、男3人は道を尋ねる振りをして、強盗目的で拉致した。
犯行グループ3人は日常生活で面識はなく、知り合って犯行を行うきっかけとなったのが携帯電話サイト「闇の職業安定所」という犯罪者を募集する闇サイトである。にわかつくりの犯罪実行グループであった。

kanda201506259033b643この闇サイトで川岸健治が投稿し、朝日新聞の新聞拡張員だった神田司と堀慶末の2人の男が参加し犯行を決め、女性を殺害して現金を奪うことにし、8月24日に決行。被害者の女性は偶然見かけただけという通り魔的犯行であった。

磯谷さんは、帰宅途中に男3人に車に押し込まれ拉致された。
愛知県愛西市内の駐車場で現金とカードを奪われ、男たちはカードから金を引き出すために包丁を突きつけた。車内で男が「カードの暗証番号を教えな。殺しちゃうよ」というと、磯谷さんは体を震わせて暗証番号を教えた。

3人の男はそこで磯谷さんの顔にガムテープを巻いて顔を覆い、ハンマーで頭部をめった打ちにし、頭にビニール袋をかぶせたうえで首を絞めて殺害した。遺体は岐阜県瑞浪市の山中に遺棄した。3被告は磯谷さん殺害後に、教えられたカードの暗証番号で現金を引き出そうとした。しかしその番号はウソで、引き出すことはできなかった。

kanda2015BNLbMZ6J番号は「2960(ニクムワ)」としており、富美子さんは利恵さんが数字の語呂合わせが昔から好きだったことを明かした。死を覚悟した利恵さんが最後の抵抗としてのウソだった。

暗い車内の床に座らされ、動くことができない。川岸被告が乱暴しようとした直後に3人で利恵さんを取り囲み、暗証番号を言えと脅した。番号を聞き出したと思うとすぐに殺害した。

だが、銀行などで3度引き出そうとしたがうまくいかない。
「まさか、あの状況でうそをつくとは」と、3人はあぜんとしたという。母親の富美子さん(57)は
「殺されると覚悟していたから。むざむざお金までとられたくないと思ったのでしょう」と話す。

闇サイト殺人事件 神田司
「闇サイト」殺人・神田司死刑囚の刑を執行
名古屋闇サイト女性殺害、神田司死刑囚の死刑執行
闇サイト殺人事件【神田司/堀慶末/川岸健治】 神田司死刑執行
名古屋闇サイト殺人 神田司・堀慶末・川岸健治

闇サイト殺人事件 神田司

闇サイト殺人事件 神田司

闇サイト殺人事件(やみサイトさつじんじけん)とは、2007年(平成19年)8月24日に愛知県名古屋市内で発生した強盗殺人事件。闇サイトが犯行グループ結成に利用されたことが注目された。愛知女性拉致殺害事件ともよばれる。
kanda2015BNLbMZ6J犯行まで2007年8月24日午後10時頃、名古屋市千種区の路上を歩いていた31歳の女性を、男3人は道を尋ねる振りをして、強盗目的で拉致した。犯行グループ3人は日常生活で面識はなく、知り合って犯行を行うきっかけとなったのが携帯電話サイト「闇の職業安定所」という犯罪者を募集する闇サイトである。にわかつくりの犯罪実行グループであった。この闇サイトで無職の40歳男Aが投稿し、朝日新聞の新聞拡張員だった36歳男Bと無職の32歳男Cの2人の男が参加し犯行を決め、女性を殺害して現金を奪うことにし、8月24日に決行。被害者の女性は偶然見かけただけという通り魔的犯行であった。

犯行当日8月24日午後10時頃、名古屋市千種区で帰宅途中の路上を歩く女性を車に連れ込んで、手錠をかけて拉致。約6万円とキャッシュカードを奪う。さらに包丁で被害者を脅して、キャッシュカードの暗証番号を聞き出し、8月25日午前0時頃、愛西市佐屋町の駐車場で被害者を殺害する。

被害者の女性は「殺さないで下さい」「話を聞いて」と何度も命ごいをしたが聞き入れられず、容疑者は犯行が露見するのを恐れ、被害者の顔に粘着テープを巻きつけた上にポリ袋をかぶせ、ハンマーで頭を数十回めった打ちにし、遺体を岐阜県瑞浪市の山中に埋めて逃走した。女性の死因は窒息死とみられている。この男ら3人以外に男1人(第4の男D)も「闇の職業安定所」で知り合って行動を共にしていた。一緒に女性拉致事件の前日に名古屋市内の事務所に窃盗目的で侵入したものの、途中で怖くなり逃げ出し女性拉致事件直前の時間に警察に自首した(Dは裁判で窃盗未遂罪と強盗予備罪で懲役2年・執行猶予3年が確定)。

女性を殺害した翌日の8月25日午後1時になり、容疑者のうちAが愛知県警に犯行をほのめかす電話をし、逮捕に至った。警察に事件に関与したことを話した理由は「死刑になりたくなかったから」とのことだった。逮捕後なお、当該事件を報道で「犯罪の温床」と大きく取り上げられた闇サイト「闇の職業安定所」は8月27日に閉鎖された。また被害者の女性は趣味のブログを公開しており、そこには被害者に対し哀悼のコメントが殺到した。被害者の母親がマスコミ宛に「もう少しで自宅につけたのに」「犯人を絶対に許せない」という趣旨の手記を寄せた。のちに母親は容疑者らを極刑にするために陳情書の署名を集めるホームページを設立、2007年10月1日に10万人、2008年12月18日に目標の30万人を超える署名を集めた。海外に住む日本人や外国人の署名もあったという。なお、被害者の母親は容疑者3人全員の極刑を求めている。

容疑者3名は強盗殺人罪・営利目的略取罪・逮捕監禁罪・死体遺棄罪、うち1名に強盗強姦未遂罪を加えて起訴された。

闇サイト殺人事件 神田司
「闇サイト」殺人・神田司死刑囚の刑を執行
名古屋闇サイト女性殺害、神田司死刑囚の死刑執行
闇サイト殺人事件【神田司/堀慶末/川岸健治】 神田司死刑執行
名古屋闇サイト殺人 神田司・堀慶末・川岸健治

「闇サイト」殺人・神田司死刑囚の刑を執行

「闇サイト」殺人・神田司死刑囚の刑を執行

法務省は25日、2007年にインターネットの「闇サイト」で知り合った男3人が名古屋市の契約社員・磯谷いそがい利恵さん(当時31歳)を拉致、殺害した事件で、死刑が確定した神田司死刑囚(44)の刑を、同日午前に名古屋拘置所で執行したと発表した。

昨年8月29日以来の執行で、現安倍政権下では7度目(計12人)。昨年10月に上川法相が就任してからは初めてとなる。同省によると、未執行の死刑確定者は130人となった。

 この日、記者会見した上川法相は「身勝手な理由から人命を奪った極めて残忍な事件。被害者は無念この上ないと思う」と述べた。

 確定判決によると、元新聞セールススタッフの神田死刑囚は、堀慶末よしとも受刑者(40)(無期懲役が確定)ら2人と共謀。07年8月、名古屋市の路上で帰宅途中の磯谷さんを車で拉致し、現金約6万円を奪った上、首をロープで絞めて殺害した。

闇サイト殺人事件 神田司
「闇サイト」殺人・神田司死刑囚の刑を執行
名古屋闇サイト女性殺害、神田司死刑囚の死刑執行
闇サイト殺人事件【神田司/堀慶末/川岸健治】 神田司死刑執行
名古屋闇サイト殺人 神田司・堀慶末・川岸健治

名古屋闇サイト女性殺害、神田司死刑囚の死刑執行

名古屋闇サイト女性殺害、神田司死刑囚の死刑執行

法務省は25日朝、名古屋市で起きた「闇サイト殺人事件」の神田司死刑囚の死刑を執行しました。上川法務大臣の下で初の死刑執行です。
kanda201506259033b643名古屋拘置所で死刑が執行されたのは神田司死刑囚(44)です。神田死刑囚は2007年、携帯電話の「闇サイト」で知り合った男2人とともに、名古屋市で磯谷利恵さん(当時31)を拉致して殺害した強盗殺人などの罪に問われ、2009年、一審の名古屋地裁で死刑判決を受けました。

 その後、自ら控訴を取り下げ、死刑が確定。共犯の男2人は無期懲役が確定しています。

 死刑の執行は去年8月以来で、上川法務大臣の下では初めてです。

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