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熊谷徳久

熊谷徳久 横浜中華街店主銃殺事件

熊谷徳久 横浜中華街店主銃殺事件

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事件当時年齢 64歳
犯行日時 2004年5月29日/6月23日
罪状    強盗殺人、強盗殺人未遂、強盗未遂、銃刀法※違反、現住建造物等放火未遂、建造物侵入
死刑執行    2012年9月12日

横浜中華街店主銃殺事件

無職熊谷徳久(くまがい・とくひさ)被告は2004年4月に窃盗罪で服役していた刑務所を出所すると、ディスコの開店資金を得るために強盗を計画。
 2004年5月6日、熊谷被告は東京駅のキヨスク集金事務所を拳銃で襲撃するつもりだったが、目的の集金所を見つけることができず、腹いせのため午後5時頃、東京駅地下3階の機械室に灯油をまいてライターで放火。廃棄するため置いてあったエアコンやペンキ缶などを焼いた。この火事で、東京駅地下5階にある総武快速・横須賀線ホームに白煙が立ちこめ、乗客約300人が避難する騒ぎになった。なお、熊谷被告が思い込んでいたキヨスクの集金事務所というものは存在しない。
 5月27日、熊谷被告は現金を奪おうと横浜市内の警備会社事務所を襲ったが、何も奪うことはできなかった。
 5月29日深夜、熊谷被告は横浜中華街の中華レストラン経営者(当時77)を横浜市中区の自宅前で待ち伏せし、頭を拳銃で撃ち殺害。経営者が持っていた売上金約44万円入りのバックを奪った。
 6月23日朝、熊谷被告は東京メトロ渋谷駅構内で駅員(当時32)の腹を拳銃で撃ち、右足まひなどの後遺障害を残す重傷を負わせ、持っていた洗面用具などの入った紙袋を奪って逃走した。
 熊谷被告は6月26日、渋谷駅銃撃事件について警視庁に出頭。その後、横浜市の強盗殺人事件で家の周辺に残された指紋が一致したこと、銃弾に残された線条痕が酷似していることから神奈川県警が追求、犯行を自供した。出頭当時、所持金は数百円だった。
熊谷徳久死刑囚の死刑執行 料理店店主殺害
熊谷死刑囚 確定後「脱走企て武器作った」市民団体調査に
強盗殺人の73歳男 死刑執行
熊谷徳久 横浜中華街店主銃殺事件

熊谷徳久死刑囚の死刑執行 料理店店主殺害

熊谷徳久死刑囚の死刑執行 料理店店主殺害

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法務省は12日朝、2004年に横浜市の中華料理店の店主を殺害したなどとして死刑が確定していた熊谷徳久死刑囚(73)の刑を執行した。

 確定した判決によると、熊谷死刑囚は2004年5月、横浜市で中華料理店の店主を射殺して現金を奪った他、翌月には東京・渋谷駅で売上金を奪おうとして駅員に発砲し、重傷を負わせた。

 一審は死亡した被害者が1人であることなどから無期懲役を言い渡したが、二審は死刑を言い渡し、2011年、最高裁で死刑が確定していた。

 谷垣法相が就任してから死刑が執行されるのは2月に3人、4月に2人の死刑が執行されて以来、3回目となる。今回の執行で、確定死刑囚の数は132人になった。
熊谷徳久死刑囚の死刑執行 料理店店主殺害
熊谷死刑囚 確定後「脱走企て武器作った」市民団体調査に
強盗殺人の73歳男 死刑執行
熊谷徳久 横浜中華街店主銃殺事件

熊谷死刑囚 確定後「脱走企て武器作った」市民団体調査に

熊谷死刑囚 確定後「脱走企て武器作った」市民団体調査に

政権交代後としては3回目となる死刑が12日執行された。

 熊谷徳久(くまがいとくひさ)死刑囚(73)は2011年6月、前社民党党首の福島瑞穂参院議員と死刑廃止を求める市民団体「死刑廃止国際条約の批准を求めるフォーラム90」が全国の死刑囚を対象に行ったアンケート調査に回答を寄せ、拘置所内での様子をつづっていた。

 熊谷死刑囚は「自分は平成23年3月8日に脱走を企てて、武器を作り、牢番(ろうばん)を傷つけている人間」などと最高裁判決後に、拘置所からの脱走を図ったことがあると記載。同月下旬には、「運動所」で自殺を図って「懲罰」を受けたとも記していた。

 また、「寝る時は布団はなしで、毛布が3枚と、黒色の上下の、下が5ミリと上が1センチの黒色の布」と寝具について記し、1人で入っているとみられる「鎮静房」にいるとした上で、「自分がどうしてと言うと、お前は特別な人間であるから」と拘置所の職員に言われたとしていた。

 アンケートは社会の人々に伝えたいことなどを自由に記載するよう促していた。

 一方、04年5月、横浜市中区の自宅前で熊谷死刑囚に父親(当時77歳)を殺害された長男(59)は、死刑執行の知らせに「やっと終わった」と声を震わせた。

 長男は「何の面識も理由もなく父を殺した熊谷死刑囚の死刑は当然。判決が確定して執行まで時間がかかったが、遺族にはどうしようもない。中ぶらりの状態がたまらなかった」と振り返り、「82歳になるお袋が生きている間に決着がついてよかった。早く伝えたい」と述べた。
熊谷徳久死刑囚の死刑執行 料理店店主殺害
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強盗殺人の73歳男 死刑執行
熊谷徳久 横浜中華街店主銃殺事件

強盗殺人の73歳男 死刑執行

強盗殺人の73歳男 死刑執行

平成16年に横浜市で料理店の経営者をけん銃で射殺したほか、東京の地下鉄渋谷駅で駅員に発砲して大けがをさせたとして強盗殺人などの罪で死刑が確定した73歳の男の死刑が、12日午前、執行されました。安倍政権で死刑が執行されたのは、ことし4月以来3回目です。

死刑が執行されたのは、平成16年5月に横浜市で中国料理店を経営していた当時77歳の男性をけん銃で射殺し、店の売上金40万円余りを奪ったほか、翌月の平成16年6月に東京の地下鉄渋谷駅で駅員をけん銃で撃ち、大けがをさせたとして、強盗殺人などの罪で死刑が確定した熊谷徳久死刑囚(73)です。安倍政権で死刑が執行されたのは、ことし4月以来3回目で、合わせて6人になりました。

また、今回の死刑執行で刑が執行されていない死刑囚は132人となりました。谷垣法務大臣は会見で「誠に身勝手な理由で尊い人命を奪った極めて残忍な事案であり、被害者や遺族にとって無念このうえない事件だ。裁判所で十分な審理を経たうえで最終的に死刑が確定した事実を踏まえ、慎重な検討を加えたうえで死刑の執行を命令した」と述べました。

「容認出来ない」

日本弁護士連合会の山岸憲司会長は「執行された死刑囚は、1審は無期懲役で、2審で死刑判決が言い渡され、裁判官の間でも死刑にすべきかどうかの意見が分かれた事件だった。社会的な議論が行われないまま繰り返し死刑が執行されるのは到底容認できない。死刑に関する情報を広く国民に公開し、有識者による会議を行うべきだ」とするコメントを出しました。

「やっと区切り」

死刑の執行について、殺害された男性の59歳の長男は「死刑執行の知らせを聞き大変驚きました。遺族にとって死刑は当然のことです。やっと区切りがついたように思います。死刑判決の確定後は何の情報もなく本当に長かったです。早く父の墓前に報告したいと思います」と話していました。
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