河合塾 16億円申告漏れ 計算ソフト誤設定

大手予備校「河合塾」(名古屋市千種区、河合弘登理事長)が名古屋国税局から、09年3月期までの2年間で法人税と消費税計約16億円の申告漏れを指摘されていたことが分かった。河合塾は修正申告をして追徴課税約2000万円を納付済みといい、「集計ミスが原因で、指摘されるまで気づかなかった」と説明している。

 河合塾によると、申告漏れは法人税が約11億7000万円、消費税が約4億円。経理担当者が、課税対象の収益を非課税で計算するよう計算ソフトを誤って設定したことが原因で、2人の経理担当者はいずれも専門知識がなかったという。指摘を受け、再発防止策として外部から専門家を招き、経理部の体制を6人から10人に増やした。

 河合塾経営企画部は「初歩的な人為ミス。企業としてあるまじきことで、今後このようなことがないよう体制を強化していく」と話した。