北朝鮮の軽水炉、建屋が完成間近か…衛星で分析

米デジタルグローブ社は15日、北朝鮮北部寧辺(ヨンビョン)で今月3日に撮影した実験用軽水炉の建設現場の衛星写真を公表した。

 元米政府高官らが運営する北朝鮮研究サイト「38ノース」は写真を分析し、原子炉を格納する建屋が完成に近づいているとみられると指摘した。

 同サイトによると、北朝鮮が昨年11月、建設中であると明らかにした軽水炉は今年5月以降、建屋の工事に拍車がかかり、11月3日撮影の写真で、建屋脇にドーム状の屋根が準備されているのが確認された。冷却用設備やタービン建屋の建設も進んでいる。ただ、原子炉用建屋は空の状態で、原子炉などの重要設備は現場では確認できないという。

 建屋などは6か月〜1年で完成する可能性がある一方、原子炉が設置され稼働するには、その上2〜3年が必要だという。