正恩氏は「最高指導者」=遺訓に従い軍事優先路線―金総書記中央追悼大会・北朝鮮
急死した北朝鮮の金正日労働党総書記の中央追悼大会が29日午前、平壌の金日成広場で開かれた。序列2位の金永南・最高人民会議常任委員長は追悼の辞で、「(金総書記が)継承の問題を完全に解決した。金正恩同志は党と軍と人民の最高領導者だ」と述べ、金総書記の三男金正恩氏(28)が北朝鮮の「最高指導者」であることを公式に宣言した。朝鮮中央テレビが実況中継した。金永南氏は「金正恩同志の領導に従い、金正日同志の先軍(軍事優先)の道を、より力強く歩む」と述べるとともに、「遺訓を貫徹しなければならない」と表明。新体制が当面、金総書記の路線を踏襲し、軍事優先の道を進むことを明らかにした。
正恩氏はひな壇中央に登場したが、演説はしなかった。28日の告別式を経て開かれたこの日の追悼大会で、正恩体制の路線が打ち出され、新体制が事実上動きだした。
大会は午前11時から約50分間開催。金己男党書記、金正角軍総政治局第1副局長や青年代表らも演説し、金総書記への哀悼を表明、正恩氏への忠誠を誓った。






