新種の“地球外物質”発見 太陽系誕生の謎も…
星出宇宙飛行士が長期滞在している国際宇宙ステーションで、新種の地球外物質が見つかったことが分かりました。新種の地球外物質は大きさが30ミクロン程度の微粒子で、これまでの地球外物質に見られない鉱物学的な特徴を持っているということです。この微粒子は2005年、国際宇宙ステーションにあるロシアの研究拠点「ズヴェズダ」に取り付けられた実験装置が捕獲したもので、JAXA=宇宙航空研究開発機構と茨城大学で分析していました。「ズヴェズダ」はロシア語で「星」という意味で、この新種の地球外物質は「Hoshi」と名付けられました。JAXAは、太陽系が誕生した直後の宇宙を解明するための手掛かりになるとしています。