増える駅員への暴行…北総鉄道で護身術講習会 駅員ら87名参加

酒に酔った鉄道利用客が駅員に暴行する事件が増えていることを受け、千葉県警は北総鉄道本社(鎌ケ谷市新鎌ケ谷)で護身術を指導する講習会を行った。87人の駅員が参加し、ネクタイをつかまれた場合などを想定して訓練した。

同社によると、大手民間鉄道での客による駅員への暴行事件は最近10年で約2・8倍と増加傾向にある。この現状を踏まえ「自分の身は自分で守らねば」と、講習会を県警に依頼した。

 県警本部警務部教養課の高橋博逮捕術副首席師範が講師を務め、「危ないときに知っていると役立つことを教えます」と説明して実技を指導。同鉄道白井駅の長島靖佳(やすよし)主任(40)は「最初は不安だったが、参加してよかった。いざという時には学んだことを踏まえて対応したい」と話していた。