報酬1億円以上の役員急増 証券大手、株高で業績回復

アベノミクスによる株高で業績が急回復した大手証券で、2013年3月期に1億円以上の報酬(自社株購入権を含む)を得た役員が急増した。最大手の野村ホールディングス(HD)が前年の2人から5人に増え、大和証券グループ本社も報酬1億円以上の役員が2年ぶりに復活し、前年のゼロから5人になった。

 27日公表された有価証券報告書でわかった。野村HDでは、永井浩二グループ最高経営責任者(CEO)が最も多い1億6600万円。次いで、吉川淳グループ最高執行責任者(COO)が1億6千万円。古賀信行会長ら3役員が1億2千万〜1億5600万円だった。13年3月期の純利益が、前年より9・3倍となるなど急回復した業績を反映した。