暴行の動画をLINEに、中学生4人を書類送検

福岡市近郊の町立中学校で、3年生の男子生徒4人(いずれも15歳)が同じ運動部に所属していた同級生の男子生徒(14)を暴行したとして、福岡県警は25日、暴行した4人を暴力行為処罰法違反(集団的暴行)の容疑で、福岡地検に書類送検した。

 県警幹部によると、4人は2年生だった昨年10月13日午後0時10分頃、校内の運動部の部室に被害生徒を呼び出し、上着をまくり上げて背中を殴打し、床に転倒させた上で、殴ったり蹴ったりするなどの暴行を加えた疑い。4人のうち1人は、携帯型音楽プレーヤーの動画撮影機能で暴行の様子を撮り、42秒間の動画をスマートフォンの無料通話アプリ「LINE(ライン)」に投稿した。

 今年6月6日、同じ学校の生徒が掲載された動画に気付き、教諭に報告して発覚。被害生徒側は、裸にさせられたり、殴られたりしたと訴え、暴行容疑で被害届を出した。県警が調べた結果、「事前に4人で制裁を加えることを意思統一し、共同して暴行を実行した」とし、より法定刑が重い暴力行為処罰法を適用した。