マグロ入漁料、1日80万円=太平洋諸国が3割増で合意

豊富なマグロ・カツオ漁場を持つ太平洋の島国8カ国で構成するナウル協定加盟国(PNA)は13日、マーシャル諸島の首都マジュロで開いた会合で、加盟国水域への入漁料を現在の1日当たり6000ドル(約60万円)から8000ドル(約80万円)に33%引き上げることで合意した。
 AFP通信などによると、新たな入漁料は2015年1月から日本やアジア、欧州各国の遠洋漁船に適用する。当初は1万ドル(約100万円)に大幅値上げする方針だったが、遠洋漁船への負担は重く反発も予想されるため、増額幅を削った。