横浜銀、東日本銀が経営統合=16年4月に持ち株会社

地方銀行大手の横浜銀行(横浜市)と第二地方銀行の東日本銀行(東京都中央区)は14日、経営統合に向けた協議を進めることで基本合意したと発表した。銀行持ち株会社を2016年4月に設立し、経営を統合する。地銀グループとして全国トップとなる。持ち株会社は本店を東京都内に置き、東証1部に上場させる計画。
 今年9月末の両行合算の預金残高は13兆3944億円、店舗数は285となる。
 将来の人口減少などに備え、互いの強みを生かして首都圏を中心とした営業基盤を強化する。本部組織のスリム化や重複店舗の統合、事務センターの共同化なども進め、収益力を高める。