日産自動車、ベア5000円…トヨタ上回る水準

日産自動車の春闘労使交渉は16日、基本給を底上げするベースアップ(ベア)にあたる賃金改善分を月額5000円とすることで事実上決着した。

 トヨタ自動車は15日に4000円のベアで事実上決着しているが、これを上回る水準となる。賃上げの流れが一段と強まりそうだ。

 日産は2年連続のベアで、前年実績の3500円に1500円上乗せした。年間一時金(ボーナス)は、組合要求の5・7か月を満額回答する。経営側は18日に正式回答する。

 日産の労組は、賃金を配分する原資について月額1万2000円を増やすように求めている。このうち6000円がベアの要求に相当する。経営側は、業績改善を受け、社員の士気向上も期待し、高水準のベアに踏み切った。