「スプリント売りたくない」=ソフトバンクグループの孫社長

「スプリントは売りたくない」―。ソフトバンクグループの孫正義社長は4日、子会社の米携帯電話大手スプリントの4〜6月期決算に関する電話会見で、米市場から撤退する考えはないと表明した。
 スプリントは6月末時点の契約件数でライバルのTモバイルUSに抜かれ、業界4位に転落したことがこの日判明。また、起死回生策として検討していた、Tモバイル買収も米規制当局の反対で失敗しており、米国からの撤退観測が絶えない。