有吉弘行が批判の的になった横綱・鶴竜に同情「横綱が一番つらい」
27日放送のラジオ番組「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」(JFN)で有吉弘行が、大相撲力士の鶴竜力三郎へのバッシングに同情する一幕があった。番組で有吉は、同日の大相撲秋場所・千秋楽で、鶴竜が2度目の優勝を遂げたことを取り上げ、鶴竜が26日の稀勢の里戦で見せた2度の「変化」について触れた。
相撲における「変化」とは、立合いで相手の攻撃を見て、相手の左右どちらかへ体をかわすこと。ルールで禁じられてはいないが、避けるべき行為として好角家からは嫌厭される傾向にある。
有吉によると、鶴竜の変化について一部からは「横綱らしくないお相撲だった」「小兵力士がやるような相撲」といった声があがっているそうで、同番組の構成作家である高井均氏も「2回も変化をやるなんて信じられない、許せない」と厳しく批判していたのだとか。
この高井氏の鶴竜批判について、有吉は大ウケしながら「横綱に対して、ただのじじいが…」「(相撲界では)横綱は神様みたいなもんですから。それに対して『許せない!』って、ただのおじさんが言ってるんだから、横綱もつらいよ」と高井氏にツッコミを入れつつ、鶴竜に同情した。
有吉は、芸能界においても、他人からの批判や怒りを受けることがあることに触れ「横綱に比べたらマシ」「横綱が一番つらい。高井さんに文句言われるんだもん」「鶴竜もつらい」と笑いを誘った。
最後に有吉は「いいじゃないですか、(鶴竜は)頑張ってやったんですから」「鶴竜さんおめでとうございます」と、祝いの言葉を送っていた。