通販受け取り、より便利に=ファミマとも提携―日本郵便

日本郵便が宅配便「ゆうパック」などで配達するインターネット通販の荷物を従来に比べて便利に郵便局で受け取れようにすることが4日、分かった。全国2万4000の郵便局で2016年春にも始める。また、ファミリーマートと提携し、ネット通販の荷物を受け取れるコンビニエンスストアを拡大する。
 ゆうパックを使ったネット通販の荷物は、現在も郵便局に留め置くことができる。ただ、荷物が届いたかどうかを確認するには、郵便局に出向く必要があった。日本郵便は今後、コンビニでの受け取りと同様、郵便局に荷物が届いたことを受取人に電子メールで伝えるなど、利便性を向上させる。
 ファミリーマートとの提携は、5日にも発表する。サービスは11月に開始予定。日本郵便は既にローソン、ミニストップと提携済みで、コンビニの受取窓口は計約2万5000に拡大する。