トヨタ 歩行者衝突…車体がエアバッグ様に膨らむモデルも
トヨタ自動車グループの主要部品メーカーは、東京都江東区の東京ビッグサイトで30日から一般公開される国際自動車ショー「第44回東京モーターショー2015」への出展概要を発表した。高度な運転支援システムなどの安全性を高める技術や、新型車両に搭載される最新製品などを紹介する。デンソーは、複数の運転支援技術を体感できる装置「ハーモニアス・コミュニケーション・コックピット」を展示する。2013年の前回に続く改良版で、車線変更時に左足用の足置きが進行方向に傾く機能や、障害物の接近を知らせる電飾などを新たに搭載した。
豊田合成は、歩行者などと衝突した際に車体がエアバッグのように膨らむ超小型車のコンセプトモデルを出展。
トヨタ自動車が12月に発売する予定の新型プリウスを巡っては、トヨタ紡織(新開発のシート)▽アイシングループ(ハイブリッド変速機)▽豊田自動織機(カーエアコン部品)−−が、それぞれ新たに採用される関連製品などを並べる。
ジェイテクトは、主力製品の電動パワーステアリング(操舵(そうだ)装置)の進化を体感できるシミュレーターを設置する。