マンション傾斜、販売会社が販売後の最高評価額での買い取り提示
横浜市のマンションが傾いている問題で、マンションを販売した三井不動産レジデンシャルが、2006年の販売以降で最も評価が高かった金額で買い取る方針を住民に伝えていたことが分かりました。マンションの住民への補償をめぐっては、販売した三井不動産レジデンシャルが16日開いた住民への説明会で、「全棟の建て替えを前提に協議を進めたい」と説明していました。
関係者によりますと、三井不動産レジデンシャルはこの場で「最近の市場価格に照らし合わせた合理的な金額で買い取る」と説明し、マンションの販売が始まった2006年以降で最も評価が高かった時点の金額で買い取る方針を示したということです。
三井不動産レジデンシャルは、27日に住民説明会を改めて開く方針で、こうした補償などについて正式に提示するものとみられます。