茨城の3人死亡火災、明かりのろうそくが火元か

27日、茨城県那珂市で住宅などが全焼し、3人が死亡した火事で、明かりとして使っていたろうそくが火元になった可能性があることがわかりました。

 27日午前5時半すぎ、那珂市の叶野善信さん(82)の住宅などが全焼し、焼け跡から叶野さん夫婦と高校1年の孫とみられる3人の遺体が見つかりました。

 居間や玄関などが激しく燃えていたことがわかっていますが、その後の調べで、叶野さんの住宅の電気が数日前から止められ、夜はろうそくで生活していたことがわかりました。

 警察は、ろうそくが火元となった可能性もあるとみて、28日も実況見分をして出火の原因を調べています。