阿藤快さん、その優しさしのび芸能人から追悼の声続々
急死した俳優の阿藤快さんについて16日、芸能界から追悼の声が相次いだ。いずれも阿藤さんの「優しさ」を偲ぶものだった。先月13日に映画「シネマの天使」試写会で会ったばかりだというロック歌手でタレントのミッキー・カーチスは、デイリースポーツに対して以下のコメントを寄せた。
「突然の訃報で信じられないよ。つい先日、映画の完成披露試写会の現場で会った時は元気そうで、いつものように楽しい会話をして盛り上がってたからなぁ…映画でも何回か共演してるんだけど、本当に、気遣いが凄い奴で、この前の披露試写会の時も好き嫌いの激しい本郷君が饅頭を食べなければならないのを心配して俺が食べてやるよ、と言うような奴だったよ。俺より若い人が亡くなると本当にショックです。御冥福をお祈りします」と、その死を悼んだ。
歌舞伎俳優の片岡愛之助は16日、先日阿藤さんから電話がかかってきて「幸せになれて、良かったなぁ、今度紹介してくれよ」と、藤原紀香と愛を育んでいることを祝福されたことをブログで明かした。
タレントのギャル曽根は、阿藤さん死去のニュースを知って「涙が止まりませんでした」と悲しみを伝え、「いつも会うとニコニコ優しく色んな事を教えて下さった大好きな阿藤快さん」と、その面影に思いを馳せた。
お笑い芸人のカンニング竹山はツイッターで、若手芸人時代から阿藤さんに可愛がられたことを振り返り、「腸の病気になった時も腸を洗浄するセットをくれたり阿藤さんのラジオ番組の代打を俺にやらせてくれたり優しい先輩だった」と偲んだ。
AKB48の藤江れいなは、阿藤さんと映画で2回共演したことがあり、「突然の阿藤快さんの訃報、信じられない気持ちです。映画で共演させて頂いた時に優しく話しかけてくださりました。ご冥福をお祈りします」と弔った。