住専融資先の元社長ら再逮捕=39億円隠し、強制執行妨害容疑―京都府警

整理回収機構(RCC)の債権回収を免れるため39億円余りを隠したとして、京都府警捜査2課などは16日、強制執行妨害容疑で、旧住宅金融専門会社(住専)の融資先だった不動産会社「ペキシム」(京都市、解散)元社長の西山正彦容疑者(69)ら5人を再逮捕した。


同課は認否を明らかにしていない。


逮捕容疑は2013年2月、住専の債権を引き継いだRCCから回収を逃れるため、ペキシムの関連会社名義の預金口座から香港の金融機関の口座に39億6000万円を送金した疑い。


同課は他にも国内外に資産を隠しているとみて捜査を進める。