食品強化でスーパー代替=経営統合後のコンビニ―サークルKサンクス

国内コンビニエンスストア4位のサークルKサンクスの竹内修一社長は17日までにインタビューに応じた。親会社のユニーグループ・ホールディングス(GHD)とファミリーマートが合意した来年9月の経営統合後のコンビニ事業について、「食品をさらに強化し、スーパーの代わりになる存在」を目指すと表明した。


竹内社長は、少子高齢化に伴い地方を中心に既存のスーパーの運営が難しくなり、コンビニなどより近場で日常の買い物を済ます消費者の動きが広がると説明。「コンビニに求められる役割も変わり、出来たての総菜や魚、肉製品をスーパー並みに豊富にそろえる必要がある」と指摘した。具体策としてはグループの総合スーパー、ユニーから商品供給を受ける案などを挙げた。