「トイレ貸して」連続窃盗、13歳男子中学生2人を補導 大阪府警

大阪市鶴見区で少年2人がトイレを借りる口実で高齢者の自宅に上がり込み、現金を繰り返し盗んでいた事件で、大阪府警鶴見署は24日、窃盗の非行事実で、いずれも府内に住む13歳の男子中学生2人を補導した。同署によると、2人は「ゲームソフトやフィギュアを買うお金が欲しくて、2人で相談してやった」と認めているという。

 2人は10月中旬から11月17日、大阪市鶴見区内の60〜80代の男女6人の自宅に「トイレを貸してほしい」などと言って上がり込み、1人がトイレに入っている間に、別の1人が住民に隠れて室内を物色する手口で現金計約13万円を盗んだという。

 同署は当初、目撃証言などから2人が小学5、6年生の可能性もあるとして注意を呼びかけていた。