マンション平均価格 6000万円突破、24年半ぶり
首都圏のマンションの平均価格は、大型高級物件の販売が相次いだため、約24年半ぶりに6000万円を突破しました。不動産経済研究所が発表した11月の首都圏のマンション価格は6328万円で、1年前よりも1104万円アップしました。6000万円を超えるのはバブル末期の1991年6月以来、約24年半ぶりです。東京・港区で平均2億6000万円のマンションが152戸完売するなど都心で大型高級物件の販売が相次ぎ、平均価格を大幅に引き上げました。また、11月の販売戸数は3496戸で3カ月ぶりに増加し、契約率も好調の目安とされる70%を上回る82.1%でした。一方、横浜のマンションが傾いている問題の影響について、不動産経済研究所は「不安が解消されているわけではなく、判断が難しい」としています。