北朝鮮籍容疑者を釈放、送還へ=「証拠不十分」―マレーシア
北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏が殺害された事件で、マレーシアのアパンディ司法長官は2日、内外メディアに対し、事件に関与した疑いで逮捕された北朝鮮国籍のリ・ジョンチョル容疑者(46)を「証拠不十分」で3日に釈放し、北朝鮮に強制送還する方針を明らかにした。マレーシア警察は事件発生から4日後の2月17日、クアラルンプール市内でリ容疑者を逮捕。マレーシア国内の情報収集など現地調整役だったとの見方が出る一方、「私は暗殺には参加していない」と事件への関与を全面否認していると伝えられていた。
アパンディ氏は起訴見送りの理由を説明していない。マレーシアの中国語紙・中国報は先に、現場のクアラルンプール国際空港の監視カメラの映像では、事件発生時にリ容疑者の姿が確認されていないなど、関与を裏付ける証拠はないと報じていた。






