緊張増す米朝間 米空母、半島“射程” 艦載機は北まで2時間

ハリス米太平洋軍司令官は26日(日本時間27日)、下院軍事委員会の公聴会で、朝鮮半島に向かっている原子力空母カール・ビンソンは「沖縄の東側海域におり、命令があれば北朝鮮を攻撃できる範囲にいる」と明らかにした。艦載戦闘機は2時間で北朝鮮本土に到達できるといい、米朝間の緊張がさらに高まった。

 またハリス氏は、北朝鮮の弾道ミサイル(ICBM)に対処するため韓国に配備した「高高度防衛ミサイル(THAAD)」について、近く実戦運用が可能になるとの見通しを示した。

 共同電によると、米軍は米西部カリフォルニア州のバンデンバーグ空軍基地から、大陸間弾道ミサイル・ミニットマン3の発射実験を実施して成功。大西洋・マーシャル諸島方面に約6800キロ飛行した。

 トランプ米政権は、核・ミサイル開発を進める北朝鮮について「差し迫った安全保障上の脅威で、外交の最優先課題」とする声明を発表。上下両院の全議員530人を対象に北朝鮮政策を説明する異例の大規模会議を開き、北朝鮮核問題の深刻さを訴えた。